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後鼻漏対策の講演を広島でしました。

 

 

 

こんにちは。漢方薬剤師の菅沼真一郎です。

 

 

令和元年5月12日に広島グランドインテリジェントホテルで開催された日本専門薬局同志会中国連合会研修会で専門薬局の先生方の前で講演して参りました。

 

講演会場の広島グランドインテリジェントホテル

 

タイトルは「店頭で明日からできる鼻疾患に対する予防・養生の提案」です。

 

専門薬局の約70人の先生方が聞いてくださいました。

 

講演では、特に5月から徐々に増えてくる後鼻漏(こうびろう)に対する店頭でのカウンセリング方法、漢方薬の提案、予防法・養生法(健康法)の提案についてお話しいたしました。

 

慢性副鼻腔炎の4つのタイプ

 

 

後鼻漏(慢性副鼻腔炎の4つのタイプを説明しました。

 

 

1 化膿型(かのうがた)

 

細菌、ビールス、真菌などが感染によって膿が洞内に貯留しているタイプです。

 

粘膜のむくみがすくないです。

 

化膿しているので、鼻水が緑っぽくなったり、黄色になったりします。

 

 

2 浮腫型(ふしゅがた)

 

粘膜内に水分を多量に貯留して、ぶよぶよ腫れるタイプです。

 

鼻たけに代表されます。

 

 

3 肥厚型(ひこうがた)

 

粘膜が固く肥厚しています。

 

化膿型、浮腫型から治癒する過程の中で固まってしまうものが多いです。

 

鼻閉が主で、頭痛などは少ないです。

 

 

4 混合型(こんごうがた)

 

上記の3つのタイプの混合型です。

 

店頭においでになる方は、1つの理由だけというより複数の理由がある方が多いです。

 

鼻水、鼻づまり、頭重など様々な症状があらわれます。

 

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前頭洞(ぜんとうどう)、上顎洞(じょうがくどう)、 篩骨洞(しこつどう)、蝶形骨洞(ちょうけいこつどう)の説明

 

 

後鼻漏かもと思われる症状は次のようなことがあります。

 

 

・頭がすっきりしない、よく頭痛がおこる。

 

・のどが渇く、痛みが出やすく熱も出やすい。

 

・身体がだるく、栄養剤やドリンクを飲みたくなる。

 

・イビキをかく。

 

・耳がおかしい。(中耳炎・耳鳴り・耳管狭窄症)

 

・痰がのどにからんだり、よく吐き出す。

 

・咳払いや咳をよくする。(気管支炎・是喘息)

 

・目が疲れたり、肩・首がこりやすい。

 

・のどが渇き、水分を飲みたくなる。

 

・集中力がなく、物忘れをする。

 

・胃腸の調子が良くない。(胃腸障害・便秘)

 

・クシャミ・鼻水と、目・鼻・のど・耳・顔がかゆい。

 

 

漢方相談スガヌマ薬局の後鼻漏のチラシ

 

 

気になる点があるお客様は、漢方相談スガヌマ薬局店頭にてご相談ください。

 

ご来店お待ちしています。

 

 

 

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