ブログ

妊娠中のケアと漢方(第57回子宝カウンセラーの会)

 

 

こんにちは。

 

 

認定子宝カウンセラー漢方薬剤師の菅沼真一郎です。

 

 

第57回子宝カウンセラーの会のZOOM研修会に参加致しました。

 

 

 

 

第57回子宝カウンセラーの会

 

 

 

医学博士 邵輝 先生より「妊娠はゴールではなく元気な赤ちゃん、健康なママのために」というタイトルで妊娠中のケアと漢方についてご講演いただきました。

 

 

 

お子様の発達障害(自閉症、ADHD(注意欠如・多動症)、LD(学習障害)など)も、妊娠中のケアで予防できるといわれています。妊娠中のケアが大切です。妊娠中のケアができる漢方あります。お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

 

 

 

「妊娠はゴールではなく元気な赤ちゃん、健康なママのために」医学博士 邵輝先生

 

 

 

 

 

 

 

 

◆妊娠中の週数別の注意

 

 

 

1ヵ月(0~3週)

 

薬、アルコール、タバコ、X線検査などは避けましょう。

風疹やトキソプラズマの感染にも注意。

 

 

2ヵ月(4~7週)

 

過労を避け、休養を十分に。

食欲がなくても胎児の栄養は心配なし。

病院で妊娠確定したら、役場で母子健康手帳をもらいましょう。

 

 

3ヵ月(8~11週)

 

流産の多い時期なので無理は禁物。

くつは底の低いものにし、服装はラクなものを。

便秘になりやすいので気を付けて。

 

 

4ヵ月(12~15週)

 

食欲が戻ってくるので、太りすぎに注意をしましょう。

歯の治療も今のうちに(妊娠中と伝えること)。

 

 

5ヵ月(16~19週)

 

体重管理、栄養バランスに気を付けて。

戌の日に腹帯をする習わしもあります。

 

 

6ヵ月(20~23週)

 

おなかが大きすぎない今のうちに出産用品や赤ちゃん用品をある程度揃えましょう。

腰痛には専用ガードルを。

 

 

7ヵ月(24~27週)

 

安定期ですが、立ち仕事や外出など無理をせず、休憩を多くとりましょう。

 

 

8ヵ月(28~31週)

 

妊娠高血圧症候群になりやすい時期なので、体重管理はしっかりと。

お腹が大きいので転ばないように注意しましょう。

 

 

9ヵ月(32~35週)

 

仕事を持っている人は産休に入ります。

里帰り出産の方は帰省準備を。

外出時は母子健康手帳を携帯しましょう。

 

 

10ヵ月(36~39週)

 

お産に備え無理のない体力づくりをしましょう。

入院用品や連絡先の準備も忘れずに。

破水したら、すぐに医師に連絡をしましょう。

 

 

 

 

 

 

◆妊婦さんが気をつけたい食事のポイント

 

 

 

 

・アルコール

 

 

胎盤を通して赤ちゃんに届き、胎児の成長や発達に影響を与える可能性があるので、妊娠中はアルコールは摂らないように。

 

 

 

・カフェイン

 

 

胎児の発育が阻害される可能性があるので、摂りすぎに注意!!

 

 

★1日のカフェイン摂取の目安

 

コーヒー:1,2杯

 

紅茶:2,3杯

 

緑茶:3,4杯

 

 

 

・水銀

 

 

魚は食物連鎖によって自然界に存在する水銀が取り込まれています。

 

偏った食べ方をすると、水銀が取り込まれ胎児の発達に影響を与えることが明らかになっています。

 

(例:生まれてから音を聞いた時の反応が1/1000秒以下レベルで遅れる可能性がある など)

 

そのため、厚生労働省でも以下の魚について妊娠中における摂取量の基準を定めています。

 

 

・ミナミマグロ(インドマグロ)、マカジキ、ユメカサゴ、キダイ他

・・・1回80gを週2回まで

 

・キンメダイ、クロマグロ(本マグロ)、メカジキ、メバチ(メバチマグロ)他

・・・1回80gを週1回まで ※80gはおおよそ、切り身1切れ(目安)

 

 

 

・食中毒

 

 

食中毒は妊娠中も特に気をつけなければいけません!

 

妊娠中は特に、リステリア菌に感染しやすくなり、胎盤を通して赤ちゃんにも影響が出ることがあるので注意が必要です。

 

リステリア菌は塩分に強く、冷蔵庫でも繁殖するので

妊娠中は動物性の食材(肉や魚介類)は火を通してから食べる、

食肉加工品(生ハム等)・魚介類加工品(スモークサーモン等)

ナチュラルチーズなどの加熱が不十分な食品は加熱をすることが鉄則です!

 

食中毒予防としての基本は、調理や食事の前によく手を洗い、生野菜や果物もよく洗ってから食べることです。

 

調理器具を衛生的に保つのも大切です。

 

 

 

・ヨウ素

 

 

摂りすぎると赤ちゃんの甲状腺機能が低下すると言われています。

 

海藻類に多く含まれていて、特に昆布に多く含まれています。

 

日本人の食生活では出汁などで昆布は頻繁に使用するため、許容量を超えないように毎日摂ることは避けてください。

 

 

 

・ヒ素

 

 

健康被害を及ばす成分ですが、ひじきに含まれており、妊娠中でなくても大量に食べ過ぎることは注意が必要とされています。

 

妊娠中は乾燥ひじき5g(煮物小鉢1杯程度)を週2回までを目安にしましょう。

 

 

 

・ビタミンA

 

 

普段はもちろん妊娠中も必要な栄養素ですが、妊娠初期のビタミンAの摂りすぎは赤ちゃんの形態異常を引き起こす可能性があると言われているため、決められた推奨量を守るようにしましょう。

 

特に多く含まれている、レバーなら串焼きを週に1本、うなぎは蒲焼きを週に1回までが目安とされています。

 

続けて多く食べ過ぎないようにしましょう。

 

 

 

 

妊娠中のトラブルに対する漢方薬もございます。お気軽に漢方相談スガヌマ薬局漢方薬剤師にご相談ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

不妊とアトピーの漢方薬なら

 

漢方相談スガヌマ薬局へ

 

無料漢方相談実施中

 

ご相談ご予約お待ちしております

 

茨城県坂東市岩井4443

 

電話 0297-35-0003

FAX 0297-35-2093

メール kanpou@suganuma-yakkyoku.com

 


ページの先頭へ戻る