慢性蕁麻疹と皮膚美容の漢方
【漢方で考える慢性蕁麻疹と美肌ケア】中医学に学ぶ体質改善と皮膚トラブル対策
こんにちは。茨城県坂東市の漢方薬剤師、菅沼真一郎です😊
創業150年、漢方相談スガヌマ薬局では、皮膚のトラブルや体質改善のご相談を日々承っております。
今回は、中医薬皮膚病学会で学んだ「慢性蕁麻疹(まんせいじんましん)」と「皮膚美容(美肌)」に関する漢方的アプローチについてご紹介します。
目次

🌿 漢方では、皮膚と内臓の関係を重視します。
「皮膚は内臓の鏡」とも言われ、体の内面(裏証)と外面(表証)のバランスが乱れると、皮膚症状としてあらわれることがあります。
🌿 慢性蕁麻疹の体質別の漢方薬選び
表証・裏証・虚証・寒熱といった中医学独自の診断法をもとに、次のような漢方薬が活用されます。
🔸慢性蕁麻疹の漢方薬(一部紹介)
【表証タイプ】
桂枝湯、桂枝加黄耆湯、小建中湯 など
【表裏同病】
越婢湯、大青竜湯、小青竜湯、防風通聖散
【裏寒タイプ】
理中湯、附子理中湯+桂枝湯
【半表半裏】
小柴胡湯、烏梅丸
患者さま一人ひとりの体質に合わせ、漢方薬を適切に選ぶことが改善への近道です。
【皮膚美容と漢方】健康な肌を保つための6つの視点
江西中医薬大学の劉巧先生によると、理想的な健康肌は以下の特徴を備えているそうです。
-
トラブルのない、ハリと潤いのある肌
-
紫外線や外的刺激に対する自然な反応
-
シミやシワが少なく、均一な肌色
🌞 加齢や光老化による肌トラブルは、日々の生活やストレス、そして体のバランスの乱れによって悪化しやすいもの。ここにも漢方の知恵が活きてきます。

【漢方外用薬の可能性】肌の内外から美しく
中国では中薬(ちゅうやく)外用療法も発展しており、以下のような作用が期待されています。
1.清潔作用(ニキビや吹き出物の予防)
2.保湿・潤い補給
3.シミやくすみへの対応
4.小じわ・ハリ改善
5.血流改善による代謝アップ
症例報告では、顔面皮膚炎、肝斑(しみ)、ニキビ(座瘡)に対しても良い結果が報告されていました。
🌿まとめ|皮膚と子宮もつながる?妊活との意外な関係
中医学では「皮膚」と「子宮」もつながりがあるとされており、皮膚の状態が子宮環境のヒントになることもあります。
慢性蕁麻疹の体質改善をきっかけに、妊娠しやすい体づくりへとつながったケースもあるのです。
📣肌トラブル・慢性蕁麻疹・妊活のご相談はお気軽にどうぞ
「なかなか良くならない」「ステロイドを減らしたい」「体質を根本から整えたい」
そんな方には、体の内側から整える漢方の知恵がきっとお役に立てると思います。
📍無料漢方相談受付中
📞お電話またはLINEでお気軽にご予約ください。
明治4年11月30日創業
茨城で150年愛される
不妊・皮膚病・漢方専門薬局
不妊とアトピーの漢方薬なら
漢方相談スガヌマ薬局へ
無料漢方相談実施中
ご相談ご予約お待ちしております
茨城県坂東市岩井4443
電話 0297-35-0003
FAX 0297-35-2093
メール kanpou@suganuma-yakkyoku.com