皮膚病

慢性蕁麻疹と皮膚美容の漢方

2023年5月28日

 

 

【漢方で考える慢性蕁麻疹と美肌ケア】中医学に学ぶ体質改善と皮膚トラブル対策

 

こんにちは。茨城県坂東市の漢方薬剤師、菅沼真一郎です😊

創業150年、漢方相談スガヌマ薬局では、皮膚のトラブルや体質改善のご相談を日々承っております。

 

今回は、中医薬皮膚病学会で学んだ「慢性蕁麻疹(まんせいじんましん」と「皮膚美容(美肌)」に関する漢方的アプローチについてご紹介します。

 

目次

 

🌿 慢性蕁麻疹の体質別の漢方薬選び

 

【皮膚美容と漢方】健康な肌を保つための6つの視点

 

【漢方外用薬の可能性】肌の内外から美しく

 

🌿まとめ|皮膚と子宮もつながる?妊活との意外な関係

 

 

 

20230507 世界中医薬学会連合会  皮膚病専門委員会 第13回皮膚病学術大会

 

 

 

🌿 漢方では、皮膚と内臓の関係を重視します。



「皮膚は内臓の鏡」とも言われ、体の内面(裏証)と外面(表証)のバランスが乱れると、皮膚症状としてあらわれることがあります。

 

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🌿 慢性蕁麻疹の体質別の漢方薬選び

 



表証・裏証・虚証・寒熱といった中医学独自の診断法をもとに、次のような漢方薬が活用されます。

 

🔸慢性蕁麻疹の漢方薬(一部紹介)

表証タイプ

桂枝湯、桂枝加黄耆湯、小建中湯 など

 

表裏同病

越婢湯、大青竜湯、小青竜湯、防風通聖散

 

裏寒タイプ

理中湯、附子理中湯+桂枝湯

 

半表半裏

小柴胡湯、烏梅丸

 

患者さま一人ひとりの体質に合わせ、漢方薬を適切に選ぶことが改善への近道です。

 

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【皮膚美容と漢方】健康な肌を保つための6つの視点

 

 

江西中医薬大学の劉巧先生によると、理想的な健康肌は以下の特徴を備えているそうです。

 

  • トラブルのない、ハリと潤いのある肌

  • 紫外線や外的刺激に対する自然な反応

  • シミやシワが少なく、均一な肌色

 

🌞 加齢や光老化による肌トラブルは、日々の生活やストレス、そして体のバランスの乱れによって悪化しやすいもの。ここにも漢方の知恵が活きてきます。

 

 

 

中薬概要特色療法の皮膚美容における応用 江西中医学大学教授 皮膚科主任医師 劉 巧先生

 

 

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【漢方外用薬の可能性】肌の内外から美しく

 

 

中国では中薬(ちゅうやく)外用療法も発展しており、以下のような作用が期待されています。

 

1.清潔作用(ニキビや吹き出物の予防)

 

2.保湿・潤い補給

 

3.シミやくすみへの対応

 

4.小じわ・ハリ改善

 

5.血流改善による代謝アップ

 

 

症例報告では、顔面皮膚炎、肝斑(しみ)、ニキビ(座瘡)に対しても良い結果が報告されていました。

 

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🌿まとめ|皮膚と子宮もつながる?妊活との意外な関係

 

 

中医学では「皮膚」と「子宮」もつながりがあるとされており、皮膚の状態が子宮環境のヒントになることもあります。

慢性蕁麻疹の体質改善をきっかけに、妊娠しやすい体づくりへとつながったケースもあるのです。

 

 

📣肌トラブル・慢性蕁麻疹・妊活のご相談はお気軽にどうぞ

 

 

「なかなか良くならない」「ステロイドを減らしたい」「体質を根本から整えたい」

そんな方には、体の内側から整える漢方の知恵がきっとお役に立てると思います。

 

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