漢方には「証」という概念があり、それぞれの人の特徴や状態を表します。例えば、「寒証」と「熱証」、「虚証」と「実証」、「表証」と「裏証」などがあります。これらの「証」によって、同じ病気でも適した漢方が異なります。漢方相談スガヌマ薬局では、「証」をきちんと確認して漢方薬をお選び致します。
漢方は一種類の生薬ではなく、複数の生薬が配合されており、その組み合わせで効果を発揮します。例えば、「桂枝湯」という漢方は、「桂枝」「芍薬」「甘草」「生姜」「大棗」という5種類の生薬からなります。これらの生薬はそれぞれに効能がありますが、一緒になることで相乗効果が生まれます。当薬局ではお客様の体質にあった漢方の最適な組み合わせをお選び致します。
漢方は自然由来のものですが、それでもお薬です。病院で治療を受けている場合や自分で飲んでいる漢方がある場合は、相互作用や副作用が起こらないように注意する必要があります。当薬局では病院の治療を受けている場合、検査結果や処方薬を確認して、一緒に飲める安心・安全な漢方をお選び致します。
体質改善の漢方は即効性が高いものではありません。体全体のバランスを整えることで、根本的な改善を目指すものです。そのため、継続して服用することで効果が現れます。当薬局ではお客様の好みや予算に合った漢方薬をお選び致します。当薬局では漢方薬を豊富にそろえています。粉や錠剤などお好みがあればお話しください。
漢方は食事や生活習慣とも密接に関係しています。食事は体にエネルギーを与えるものですが、同時に体に影響を与えるものでもあります。食事のバランスやタイミング、睡眠時間や水分補給などにも気を付けることが効果を高めるコツです。当薬局では漢方薬をお渡しする時、食事の仕方や水分の取り方などの健康法も必ずお伝えしています。
漢方は季節や気候によっても効果が変わります。漢方医学では、春夏秋冬の四季に合わせて体の調整を行うことが重要とされています。例えば、春は肝臓の働きを高める「木」のエネルギーが強くなる季節です。この時期には肝臓に負担をかけないように、酒や油っこいものを控えたり、酸味のある食べ物や青色の食べ物を摂ったりするといいです。当薬局では季節に応じた食事や健康法もお伝えします。
漢方は心理的な状態にも関係しています。漢方医学では、心と体は密接につながっており、心の乱れは体の乱れを引き起こすと考えられています。当薬局では漢方薬剤師のカウンセリングは、心を楽にするように丁寧にお話し致します。些細なことでもお気軽にお悩みをお話しください。漢方をお渡しするだけでなく、呼吸法などストレスを軽くする健康法もお伝えします。必要があれば適切な心の漢方薬も選定致します。