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顆粒膜細胞は卵子を育てる!卵子の老化対策と妊活漢方

 

こんにちは。

 

 

認定子宝カウンセラー・漢方薬剤師の菅沼真一郎です。

 

 

令和5年12月10日(日)不妊治療で有名な兵庫県神戸市の『英(はなぶさ)ウィメンズクリニック』にて【第63回子宝カウンセラーの会】の研修会に参加しました。

 

 

 

 

 

兵庫県神戸市【英ウィメンズクリニック】2Fにあります。

 

 

 

 

 

◇卵子の老化対策、顆粒膜細胞は卵子を育てる!

 

 医学博士 ショウキ先生

 

 

 

 

 

英ウィメンズクリニックでご講演されている「医学博士ショウキ先生」の様子①

 

 

 

 

 

〇卵巣予備能を評価する指標

 

 

・経腟超音波で見るAFC(胞状卵胞数カウント)

 

 

・血中AMH測定(抗ミュラー管ホルモン)

 

 

〇胞状卵胞数カウント(AFC)

 

〇AMH(抗ミュラー管ホルモン)は、6mmまでの卵胞顆粒膜細胞から分泌され原子卵胞数と相関します。

 

 

〇年齢別AMHの基準値が1.00です。(AMH基準値リンク)

 

 

1.00より低いと反応不良が予想されます。

 

 

◇顆粒膜細胞と卵子の質

 

 

採卵を経験された方は、手術室内のモニターで卵子をご覧になったことがあるかもしれませんね。

 

 

卵子は成熟するまで、顆粒膜細胞と一緒に卵胞という袋の内壁にへばりついています。卵子が成熟すると、内壁からはがれて卵胞液の中をただよい、排卵の時を待ちます。

 

 

採卵は、超音波のガイド下に卵胞を特殊な細い針で穿刺して卵胞内の液体(卵胞液)を吸引しておこないます。

 

 

培養士が、吸引された卵胞液中にただよっているモヤモヤを目印に卵子をすばやく探して培養液に移し、顕微鏡を通したモニターの画面上でめでたく「ご対面」となります。

 

 

顆粒膜細胞は、卵子を成熟させる大切な役割を持っています。

 

 

 

〇卵子のグレードは顆粒膜細胞から判断されます。

 

 

 

顆粒膜細胞は卵母細胞を成熟させます。

 

 

 

◇休眠状態の卵胞が目覚めるためのシグナル

~卵胞の発育を許可するWntシグナル伝達経路を同定~

 

 

 

哺乳類の母体内では、未熟な卵子である卵母細胞が、前顆粒膜細胞に囲まれた原始卵胞という形で眠っています。

 

 

性成熟後に原始卵胞は徐々に活性化し、卵母細胞の成長とともに前顆粒膜細胞が顆粒膜細胞に分化して、成熟した卵胞となります。

 

 

原始卵胞の活性化は、卵子を消費し尽さないように精密に調整される必要があります。

 

 

前顆粒膜細胞から顆粒膜細胞への分化には、前顆粒膜細胞が分泌したWntタンパク質が自らの細胞に作用するWntシグナル経路が必須であることが明らかになりました。

 

 

このWntシグナル経路を抑制すると原始卵胞の活性化は不完全となり、卵子の成長も間接的に阻害されます。

 

 

本研究は、科学雑誌 『Development』(5月号)、オンライン版 (4月29日付)に掲載されました。

 

 

顆粒膜細胞が機能しない卵巣は、原始細胞が活性化せず不妊を引き起こします。

 

 

 

 

〇妊娠するために血管透過性制御作用の重要性とは。

 

 

・女性の膣内で射精された精子は卵管内で卵子と受精して、受精卵が子宮内膜に着床します。

 

 

このとき子宮内膜に着床の準備ができていなかった場合、残念ながら妊娠が成立しません。

 

 

・血管透過性制御作用

 

 

子宮内膜の血管が発達しなければ、着床に失敗し不妊となりえます。

 

 

〇女性の性周期に応じて、エストロゲンが非常に低い期では、心室性期 外収縮や上室性頻拍症 、特発性心室頻拍症などが多いことが知られて います。

 

 

 

池脇: それはいわゆるエストロゲンと不整脈、少なくとも女性ホルモ とそういった不整脈との関係は以前から知られていることなのです ね。

 

 

佐藤: エストロゲンにはQTを延長させる効果があり、女性では一般 的に男性よりQT延長が知られています。 ただ、 プロゲステロンは逆 にQT時間短縮効果があり、 実際の月経期の不整脈発現に関しては、 その比が重要であることが知られています。

 

 

*ドクターサロン61巻9月号より

 

 

「英ウィメンズクリニック内」

 

 

 

◇血管微小循環の改善は重要

 

 

微小循環は細動脈、毛細血管、細動脈を含めた血管床であり、全身血管系の90%以上を占め、体内の物質交換と新陳代謝を営む重要な場です。

 

 

微小循環障害は、血管径と血行速度、活性酸素の過剰産生、血管壁への白血球と血小板の膠着、血管透過性の方進、血管外の肥満細胞の脱穎粒などの一連の多彩な変化を含みます。微小循環障害は心脳血管障害のみならず、糖尿病の血管合併症、肝腎機能障害、婦人科疾患にも関連するということです。

 

 

 

 

◇Drショウキからのおすすめ卵巣改善法

 

 

 

コロナの所為で日本に来れない中国人の患者さんが次々自然妊娠しています。

 

 

 

・Wさん36歳 男の子が生まれた。

 

 

 

・Dさん40歳 妊娠6カ月

 

 

 

・Fさん41歳 妊娠8カ月

 

 

 

・Jさん43歳 第2子、妊娠

 

 

 

・Mさん39歳 妊娠後流産、7月再妊娠

 

 

 

などなど多くの方々が妊娠されている様子です。

 

 

 

 

 

 

英ウィメンズクリニックでご講演されている「医学博士ショウキ先生」の様子②

 

 

 

 

 

 

◇Drショウキからのおすすめ卵巣改善法

 

 

 

~ハーバード大学が薦めた妊娠しやすい五つの法則~

 

 

 

1.自信力(生理はあれば、妊娠可能)

 

 

 

2.漢方サプリ、鍼灸

 

 

 

3.運動療法

 

 

 

4.日常生活の規則化

 

 

 

5.必要な栄養素

 

 

 

 

◇Drショウキおすすめの妊娠しやすい五つの法則

 

 

 

1.自信力 、抗炎症(続ければ、妊娠可能)

 

 

 

2.毎日温灸:耳、人迎(首甲状腺両側)

 

 

 

3.運動療法:階段登り療法

 

 

 

4.日常生活の規則化:7時間(ハーバードは8時間)必要睡眠

 

 

 

5.必要な栄養素:天然葉酸(活性葉酸)、鉄成分(隠れ貧血)、抗炎症(生姜汁)、イソフラボン(納豆2箱)(葛根粉)(きな粉)

 

 

 

 

 

明治4年11月30日創業

茨城で150年愛される

不妊・皮膚病・漢方専門薬局

 

 

 

 

 

 

不妊漢方全国実力薬局100選受賞・漢方相談スガヌマ薬局

 

 

 

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