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「春の養生法|中医学に学ぶ肝ケアと陰陽バランスで元気に過ごすコツ」

 

 

 

|春はリスタートにぴったりな季節!

 

 

春は、草木が芽吹き、空気も心も軽くなる「新しいスタート」の季節。

 

 

実は私たちの体や心も、季節の変化に敏感に反応しているんです。

 

 

 

 

 

セミナー参加者の質問に答える店長の菅沼真一郎の様子。【春の養生についてのまとめ】肝→肝系をケアする、動→体を動かす、平→躁鬱を防ぐ、青→春菊・春雨・もやしなどを摂取することがおすすめ。

 

 

 

 

 

豆知識:春=肝の季節!?

 

 

中医学では、春は「肝(かん)」という臓器が活発になる時期と考えられています。

 

 

肝は血液の流れや感情をコントロールする重要な役割を担っているんですよ。

 

 

 

そんな春にぴったりの健康管理を学べるセミナーが、2024年3月18日、坂東市で開催されました。

 

 

講師は中医学の専門家・王愛延(おう あいえん)先生。たくさんの参加者が集まり、和やかな雰囲気の中で開催されました。

 

 

 

 

 

(日本中医薬研究会専任講師)王愛延先生ご講演の様子 基本となる中医学的な考え方 五行学説

 

 

 

 

 

【1】春と肝の深〜い関係とは?

 

 

「肝」と聞くと「お酒」や「肝臓」を連想するかもしれませんが、中医学での「肝」はちょっと広い意味を持っています。

 

 

 

肝の大切な働き

 

 

血液の蓄えと循環

 

 

肝は“血のタンク”のような存在。気(エネルギー)の巡りにも関わります。

 

 

 

感情のコントロール

 

 

イライラしやすい、怒りっぽくなる…実は「肝の不調」かも!?

 

 

 

ポイント:春の「情緒不安定」は肝のサインかも?

 

 

春は「木のエネルギー」が強まり、上に向かって伸びる気が増加します。これが感情の波を引き起こすことも。だからこそ肝を整えることが大事なんです。

 

 

 

【2】春の健康管理3つのポイント

 

 

春を心地よく過ごすには、「食事」「運動」「ストレス管理」の3つがカギ!

 

 

 

 

 

春の生活養生 春菊やもやし、緑茶などを摂りましょう。

 

 

 

 

 

 

 ①食事:旬を味方に「肝」をサポート!

 

 

春の野菜には、肝を元気にしてくれる力がたっぷり!

 

 

 

春菊、タラの芽、もやしなどの春野菜

 

 

 

ミント、ウコンなどの清涼感のある食材

 

 

 

 豆知識:酸味は肝の味!?

 

 

中医学では、「酸味」は肝とつながりが深い味。

 

 

梅干しや柑橘類など、ほんのり酸っぱいものもおすすめです!

 

 

 

②運動:やさしく動いて“気”を巡らせよう

 

 

春の陽気に誘われて、ちょっと体を動かしてみましょう。

 

 

 

軽いストレッチやウォーキング

 

 

 

公園や自然の中で深呼吸しながら歩くのが◎

 

 

 

 ポイント:「のびのび動く」が春のテーマ!

 

 

無理な運動は逆効果。気の流れを意識しながら、心地よく動くのがコツです。

 

 

 

 ③ストレス管理:心のケアも忘れずに

 

 

肝は感情と密接な関係があります。感情が不安定になると、肝のバランスも崩れがち。

 

 

 

瞑想・深呼吸・音楽などで「ゆるむ時間」を作る

 

 

 

イライラしたら、まず深呼吸!

 

 

 

 豆知識:イライラ=気の滞り!?

 

 

怒りっぽくなるのは、肝の“気”がうまく流れていないサインかもしれません。

 

 

「怒る前に吸って、吐いて」が中医学流セルフケア!

 

 

 

【3】陰と陽のバランスで、毎日を調和させよう

 

 

 

 

 

「早寝早起きは健康のもと」理想的な睡眠7~8時間、身体の調子が普段と変わらない、睡眠のゴールデンタイムは午後10時~午前3時頃

 

 

 

 

中医学の大事な考え方に「陰陽バランス」があります。

 

 

 

 

陰のエネルギー 陽のエネルギー

 

 

静か、冷やす、夜、内臓 活発、温める、日中、行動

 

 

 ポイント:どちらも必要!“中庸(ちゅうよう)”が理想の状態

 

 

片方だけが強すぎると不調に。バランスをとるのが健康への近道です。

 

 

 

バランスが崩れると…

 

 

陰が不足:肌の乾燥、眠れない、不安感

 

 

 

陽が不足:冷え、だるさ、やる気が出ない

 

 

 

整え方のコツ

 

 

陰を補う食材:豆腐、ほうれん草、トマトなど

 

 

 

陽を補う食材:ショウガ、ニンニク、唐辛子など

 

 

 

生活習慣朝は日の光を浴びて陽を取り込み、夜は静かに過ごして陰を養いましょう。

 

 

 

ポイント:朝と夜の過ごし方がカギ!

 

 

春は“陽”が高まりやすい季節。しっかり休息をとって陰陽のバランスを保ちましょう。

 

 

 

 

 

ストレスによる体の異常 神経系症状、分泌系症状、免疫系症状

 

 

 

 

 

まとめ|春のパワーを味方につけよう!

 

 

春は心も体も新しく生まれ変わるような季節。

 

 

中医学では「肝」のケアと、「陰陽バランス」を整えることが大切とされています。

 

 

 

・旬の食材で体を整え

 

 

 

・自然の中で気を巡らせ

 

 

 

・心をゆるめる時間を持つ

 

 

 

そんなちょっとした工夫が、春の健康づくりに役立ちます。

 

 

 

 今日からできる一歩を!

 

 

朝の散歩、春野菜の料理、深呼吸…。あなたにできることから、少しずつ取り入れてみてくださいね。

 

 

 

こんな方におすすめ!

 

 

・春になるとなんとなく体が重い

 

 

 

・気分の浮き沈みが激しくなる

 

 

 

・健康的に新生活を始めたい

 

 

 
 
 

 

 

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