こんにちは。漢方薬剤師の菅沼真一郎です。
城西大学大学院薬学研究科生体防御講座日比野康英先生から癌化の講義をうけました。
癌の大きな原因はストレスだそうです。
講義内容
すべての癌化(がん化)は、DNA損傷から起きます。
細胞の癌化は、細胞のがん遺伝子が活性化するか、がん抑制遺伝子が不活性化すると、遺伝子の変異(損傷)がおきて癌が発生します。
交感神経の緊張状態がおきると白血球の自律神経支配に基づいた発がんの原因が発生します。
ストレスは、交感神経を緊張状態に導きます。
癌の予防には、交感神経を緊張状態からほぐすことが大切です。(講義より)
交感神経の緊張状態からの開放をするための5ヶ条
1.働き過ぎない
2.睡眠時間を増やす
3.酒の量を減らす
4.悩みを減らす
5.検診にあまり行かない
先生は、気にしすぎて検診に1年に何回もいったり、何度も検査するのはストレスになるとお話されていました。
私も気になるほうなので、検診は毎年いくようにしています。
1年に1回の健康診断は大切なことと思いますが、度がすぎるとよくないようです。
私も気にしすぎないようにしようと思います。
先生は、生活習慣病もストレスからなるというお話をされていました。
生活習慣病(高血圧、糖尿病、高脂血症など)は日常に起こる多くの病気があります。
生活習慣病の3つの原因
1.食べ物の摂取
2.タバコなどの嗜好品
3.働き過ぎ
特に働きすぎのストレスが交感神経の過度の緊張が生活習慣病をもたらすそうです。
がんや生活習慣病の予防にはストレスの軽減が大切だとお話しされていました。
ストレス軽減にはいかにリラックス状態が作るかが大切です。
先生は、好きな人との会話や軽い運動がいいとお話しされていました。
私もリラックスするために毎日定期的に歩こうと思います。
(以上講義内容より)
ストレスの軽減には、漢方薬や健康食品も漢方薬局では使われています。
ストレスによい漢方薬や健康食品の例
1.イスクラ心脾顆粒(しんぴかりゅう)
イスクラ心脾顆粒は、党参(とうじん)や竜眼肉(りゅうがんにく)など10種類の生薬が配合されています。
心血を養って、精神・意識・思考を安定させると共に、脾気を補い、胃腸の働きを元気にして、心脾両虚の症状を改善します。(イスクラ製薬株式 会社ホームページより)
2.イスクラ天王補心丹(てんのうほしんたん)
ジオウ、テンモンドウなどの11種類の植物性生薬から構成され、これらの生薬を粉末にし丸剤としたもので体質虚弱な人の不眠、不安感、肩こり、息切れ、動悸、口渇、便秘の改善を目的としております。
3.エゾウコギ
神経の疲れをとる働きがある生薬です。
ロシアの宇宙飛行士が利用したことがあるそうです。
宇宙飛行士の毛利さんも飲んでいたことで有名になっています。
エゾウコギを使用している医薬品として滋養強壮剤のエナックW(湧永製薬株式会社)があります。
現代社会は生活していく上で多くのストレスを抱えています。
ストレスの軽減のためには、体質に応じてその人にあった漢方薬や健康食品の服用、健康法をおこなうことが大切です。
私たちは、お一人お一人の体質にあった漢方薬と健康法をご提案いたします。
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