漢方薬剤師が解説!イソフラボンと女性ホルモンの関係~発酵の力で更年期ケア~
🌸女性の頼もしい味方「イソフラボン」~注目の健康効果について~
(健康セミナー 2025年9月9日〈火〉/会場:坂東市中心市街地活性化センター)
🍀はじめに
こんにちは。
茨城県坂東市「漢方相談スガヌマ薬局」店長・漢方薬剤師の菅沼真一郎です。
2025年9月9日(火)に開催した健康セミナーでは、
ニチモウバイオティックス株式会社の今井優希先生をお迎えし、
「女性の頼もしい味方 イソフラボン ~注目の健康効果について~」というテーマでお話を伺いました。
女性の体と深く関わる「イソフラボン」は、更年期の不調・冷え・美容・ダイエットにも関係する大切な成分。
今回は、セミナー内容をもとに、漢方の視点も交えながらわかりやすくご紹介します。

💡イソフラボンとは?
イソフラボンは大豆に含まれるポリフェノールの一種で、
女性ホルモン「エストロゲン」と似た構造を持つため、
体内でホルモンバランスを整える“植物性エストロゲン”として知られています。
大豆一粒にはわずか0.2~0.3%しか含まれず、
特に大豆の「胚芽部分」に多く含まれています。
この胚芽部分には、丸大豆の約10倍ものイソフラボンが含まれているそうです。

🌿女性ホルモンとイソフラボンの関係
女性ホルモン(エストロゲン)は、自律神経や月経・排卵、美肌・骨・血管の健康を守る“頼れる味方”。
更年期を迎えるとエストロゲンの分泌が急激に減少し、
ホルモンバランスが乱れることで、自律神経が不安定になりやすくなります。
その結果、
・のぼせ
・冷え
・イライラ
・不眠
・体重増加
といった不調が現れやすくなります。
実際、50代女性の約84%が「隠れ肥満」と言われています。
これは、女性ホルモンの減少で脂肪代謝が落ち、内臓脂肪がたまりやすくなるためです。

冷え・のぼせ・不眠が気になる方は、こちらも参考に:
👉 更年期の冷え・のぼせ・不眠におすすめの漢方薬とは?
🍶麹菌発酵イソフラボンとは?
大豆イソフラボンには、腸内細菌で分解が必要な「グリコシド型」と、
体に吸収されやすい「アグリコン型」があります。
「麹菌発酵イソフラボン」は発酵の力によって、すでにアグリコン型へ変化しているため、
吸収が良く、体内でしっかりと働くのが特徴です。
味噌や醤油などの発酵食品にもアグリコン型が多く含まれますが、
効率よく摂るには「麹菌発酵イソフラボン」配合のサプリメントが役立ちます。
発酵×腸活で体内リズムを整える方法は:
👉 麹菌発酵の力!腸からキレイになる漢方的ダイエット法
🌼更年期のゆらぎをやわらげる研究データ
研究によると、麹菌発酵イソフラボンを8週間継続した女性では、
更年期指数(SMI)が68から40へ有意に低下。
ホルモン補充療法(HRT)に近い改善がみられた例も報告されています。
自然の力でホルモンバランスを穏やかに整えるサポートとして注目されています。
💪内臓脂肪ケアとアンチエイジング
麹菌発酵イソフラボンには、脂肪細胞を“小型化”する作用があり、
善玉ホルモン「アディポネクチン」の分泌を促進します。
さらに、一般的なイソフラボンの約1000倍の抗酸化力が報告されており、
若々しさの維持や生活習慣病予防にも期待されています。
血流を整え、代謝を高めるヒントはこちら:
👉 血流・血管を整えて若さを保つ!漢方でめぐりアップ
☕上手な摂り方と目安量
厚生労働省の目安では、1日あたり75mgが安全な摂取量。
(食品から45mg+サプリメントから30mgが目安です。)
味噌汁10杯分でようやく30mg相当。
食事だけで摂るのは難しいため、吸収率の高い「麹菌発酵イソフラボン」サプリを
無理なく続けるのがおすすめです。
🌿まとめ
イソフラボンは、女性のからだと心を支える天然の味方。
特に麹菌発酵タイプは吸収がよく、
更年期のゆらぎ・冷え・体重変動・美容面のサポートに役立ちます。
✅ 更年期の不調を穏やかに整えたい
✅ 冷えや代謝の低下が気になる
✅ 肌や髪のツヤを保ちたい
そんな方にぴったりです。
👩⚕️「私に合うイソフラボンの摂り方を知りたい」
「更年期の不調を自然に整えたい」
という方は、どうぞお気軽にご相談ください。
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