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がま腫の漢方薬

こんにちは。漢方薬剤師の菅沼真一郎です。

 

がま腫ということで漢方相談を受けました。

 

 

参考画像
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がま腫でお悩みのS様は下記のようにおっしゃっていました。

 

 

 昨年の末に、口腔外科でがま腫を摘出しましたが わずか一ヶ月くらいで再発して、昨日がま腫を切りました 何度も再発しやすいらしく、今度できたら舌下腺を切らなきゃいけない んです。

 

 

その前にできることはないかと思い漢方薬に辿りつきました。 がま腫の他に手足の冷えと体の疲れがとれない、頻尿(量は少ない) 便秘で甘いものを好みます。 肩こり、腰痛もあります。

 

 

 

がま腫とのことですが、 漢方的には

 

 

1.血の流れが悪く余分なものがたまる

 

 

2.唾液が多くたまる

 

 

3.通常は腫にならないのに免疫の 乱れで腫になる

 

 

という3つの要因がからみあって おきる可能性が あると考えられます。

 

 

 

したがって漢方的治療方針としては

 

 

1.活血する(血の流れをよくして 循環を高める(冷え性や肩こりや便秘も改善される例が多いです)

 

 

2.痰湿をとる(余分な水分(唾 液)を減らす)

 

 

3.免疫調整をする(免疫の乱れを 改善する)

 

 

という3点から漢方薬をご提案いたしました。

 

 

 

養生法としては、血流や循環改善、痰湿をとるために下記の3点をお話しました。

 

 

1.半身浴

 

 

2.こまめにとる水分の取り方

 

 

3.食事は脂っこいものや塩分の多いものをさけること、冷たいものはさけ、生野菜は温野菜に変えるなどすること

 

 

漢方を服用して3ヶ月たちますが再発はしていないとのこと。とてもうれしいことです。

 

 

ガマ種でお悩みの方、お気軽にご相談ください。遠方の方はオンライン相談もできます。よろしくお願いいたします。(ご相談はこちらから)

 

 

 

 

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