🧠脳を若々しく保つ秘訣!認知症を防ぐ食事・運動・睡眠と漢方の力
こんにちは。
茨城県坂東市「漢方相談スガヌマ薬局」店長・漢方薬剤師の菅沼真一郎です。
2025年10月7日(火)に当薬局で開催した「健康の集い」では、湧永製薬株式会社 学術・営業薬制部 研修認定薬剤師・博士(薬学) 清水俊之先生を講師にお迎えし、『脳を若々しく保つために〜認知症について〜』というテーマでご講演いただきました。
目次

🧩「健康寿命」を延ばすためにできること
厚生労働省の調査によると、健康寿命(=心身ともに自立して生活できる期間)は、
平均寿命より男性で約9年、女性で約12年短いといわれています。
その原因として多いのが、
・認知症(16.6%)
・脳血管疾患(16.1%)
・骨折・転倒(13.9%)
・高齢による衰弱(13.2%) など。
中でも「認知症」は、生活の質を大きく左右する大きな要因です。
今回のセミナーでは、認知症の種類や原因、そして予防のための生活習慣について、
最新の研究を交えてわかりやすく解説いただきました。
🍽脳を元気に保つ食事のポイント
食生活は、脳の老化スピードに大きく関係します。
特に以下のような栄養素が注目されています。
🐟DHA・EPA(青魚)
・イワシ、サバ、サンマなどに多く含まれ、
記憶力や学習機能の低下を予防します。
・週に2〜3回、焼き魚や煮魚、缶詰などで上手に摂りましょう。
🥬緑黄色野菜・緑茶
・葉酸や抗酸化物質が豊富で、脳の若さ維持に役立ちます。
・ブロッコリー、小松菜、ほうれん草、にんじん、緑茶などを毎日意識的に。
🫘大豆・大豆製品
・イソフラボンやリン脂質が認知症予防に関連しているといわれています。
・納豆、豆腐、味噌汁など、和食に取り入れやすい食材です。
🍄その他おすすめの食材
淡色野菜、果物、きのこ、海藻、オリーブオイル、イチョウ葉、高麗人参なども、
脳の血流改善や抗酸化作用でサポートしてくれます。
💤よく眠って「脳のゴミ」をお掃除!
最近の研究では、
「睡眠中に脳内の老廃物(アミロイドβ)」が排出されることがわかっています。
この老廃物が溜まると、アルツハイマー型認知症の原因になるとされています。
良い睡眠のためには――
🌙 就寝前にぬるめ(37〜40℃)のお風呂で体を温める
🌅 朝日を浴びて体内時計を整える
🌿 寝る前はスマホを控え、静かな音楽やアロマでリラックス
💡 寝室は暗く、やわらかい照明に
「夜は脳のお掃除タイム」――
眠りの質を高めることは、認知症予防の第一歩です。

🏃♀️運動が脳を守る!
1日15分、週3回以上の運動でも、
アルツハイマー病の発症リスクを下げるという報告があります。
ウォーキングやストレッチ、軽い筋トレなど、
「続けられる運動」を習慣にすることが大切です。
さらに、運動は骨の健康にもプラスです。
特に地面を踏みしめるような運動(ウォーキング、軽いジョギング、体操)は、
骨密度を高め、転倒や骨折の予防にもつながります。

🧠漢方から見た「脳の若さ」と「気・血・水」
漢方では、「脳」は“髄海(ずいかい)”と呼ばれ、
腎(じん)のエネルギー「腎精(じんせい)」が不足すると、
記憶力の低下や物忘れ、集中力の減退などが起こると考えます。
つまり――
「腎を補い、血流を整えること」が、脳の若さを保つ鍵です。
体質や症状に合わせて、組み合わせることでより効果的です。
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👉 認知症の原因と漢方的な改善法
認知症は加齢だけでなく、「血流の滞り」や「腎の衰え」が深く関わります。
体質を整えることで、物忘れや意欲の低下を予防することができます。
🌸まとめ:脳を守る3つの漢方的ポイント
1️⃣ よく眠り、よく食べ、よく動く→ 睡眠・食事・運動は脳の三本柱。バランスの取れた生活が脳の疲れを防ぎます。
2️⃣ ストレスをためず、心を穏やかに→ 怒りや不安は「気」の流れを乱し、脳の血流にも影響します。深呼吸や好きなことを楽しむ時間をもちましょう。
3️⃣ 腎と血流を整える漢方で“脳の元気”を養う→ 漢方では「腎は脳をつかさどる」といわれます。腎を補い、血の巡りをよくすることで、脳の働きを長く保つことができます。
💡ワンポイントアドバイス
最近「もの忘れが増えた」「集中力が落ちた」と感じたら、早めのケアが大切です。
体質に合わせた腎を養う・血流を整える漢方薬で、脳の若さを守りましょう。
💬ご相談はお気軽にどうぞ
「最近、物忘れが増えた」「夜眠れない」「気分が落ち込む」
そんなお悩みが続くときは、体のサインかもしれません。
漢方相談スガヌマ薬局では、
脳や血流、睡眠、ストレスなどを含めた体質全体のバランスを整えるご相談を承っています。
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