9月11日12日13日に大雨で鬼怒川が決壊して被害を受けられた方々があすなろの里に避難しているとのことで薬剤師ボランティアにいってきました。あすなろの里には100名くらいの方が避難されていました。
11日は、状況がわからないのでとりあえず消毒液と消毒用スプレーとマスクをもっていきました。11日は取手医師会の先生がきていました。診察された先生の依頼によって、いったん薬局に帰ってから4名の避難者の方にお薬をもっていき、飲み方などをお話しました。12日はお薬をお渡しした方の状態の確認にいきましたが、特に問題なくてよかったと思います。13日は2名の避難者の方にお薬を届けてきました。今回私がお薬を届けた(お薬を持って避難できなかった)方々は、お薬手帳をもっているか、何をのんでいるかわかるお薬の袋があったのでスムーズにお届けできてよかったと思います。
お薬手帳がなくて、お薬だけをもってきた方は、なんの薬を飲んでいるか、わからなくてお困りでした。いったんお薬を預かって調べてリストを作ってお渡ししました。お薬だけではなんの薬をのんでいるかわからないので、診察する医師も追加で処方する薬をお出しするのに困ります。避難されるときはお薬だけでなくお薬手帳を常にもつことの重要性を強く感じました。
避難で疲れている方が多かったですが、お薬をお届けすると、ありがとうといってくださって少し笑顔をみせてくださいました。避難されている方々が一刻も早く復興されてもとの生活にもどられることを願っています。
スガヌマ薬局 菅沼真一郎