慢性的な炎症や長引くお悩みに。漢方の「清熱解毒(せいねつげどく)」というアプローチ
皆様、こんにちは😊
茨城県坂東市で創業150年の歴史を歩む漢方相談スガヌマ薬局の漢方薬剤師、菅沼真一郎です。
本日は、2026年9月14日に参加した漢方勉強会(主催:イスクラ産業株式会社)で学んだ「清熱解毒薬の店頭での応用」について、お客様にも分かりやすくお伝えします🌿
「皮膚の赤みが繰り返す」「口内炎ができやすい」「婦人科の不調が長引いている」などのお悩みを、漢方ではどのように考えるのでしょうか。
今回は、漢方の「清熱解毒」という考え方と、体質に合わせて整えることの大切さをご紹介します。
🌿 清熱解毒とは、どのような考え方?
清熱解毒(せいねつげどく)とは、漢方・中医学で、強い熱感や赤み、腫れなどを伴う状態に対して用いられる考え方です。
ただし、炎症があるからといって、どなたにも同じ漢方薬が合うわけではありません。症状がある部位や経過に加え、体力、冷え、胃腸の状態などを確認することが大切です。
今回の勉強会でも、局所の症状だけを見るのではなく、お一人おひとりの体全体の状態を考える視点を改めて学びました。
🔥 「熱毒(ねつどく)」とは何か?
漢方でいう「熱」は、体温計で測る発熱だけを指すものではありません。赤み、熱感、のどの渇きなども含めて、体の状態を捉える言葉です。
そのなかでも、強い赤みや腫れ、痛み、化膿などを伴う状態を、「熱毒」という考え方で捉えることがあります。
これは漢方独自の捉え方であり、体内に特定の毒物がたまっているという意味ではありません。
※漢方の考え方を紹介するイメージです。図の症状がすべて「熱毒」に当てはまるわけではありません。
こんなお悩みについてご相談いただきます
- 赤みや腫れを伴うニキビ、湿疹などの皮膚トラブル
- 繰り返す口内炎、のどの不調
- 婦人科や泌尿器の不調
これらにはさまざまな原因があります。症状が長引く場合や、強い痛み・発熱などがある場合には、医療機関で原因を確認することも大切です。
🔎 勉強会で学んだ、3つの視点
① 赤みや熱感だけでなく、症状の経過を確認する
いつから始まったのか、繰り返すのか、どのようなときに悪化するのか。こうした経過を伺い、漢方の考え方で状態を整理します。
② 「瘀血(おけつ)」など、ほかの体質も考える
漢方では、血の巡りが滞った状態を「瘀血」と呼びます。熱の状態と血の巡りの問題などが重なることもあるため、清熱解毒だけでなく、ほかの考え方を組み合わせて検討します。
なお、「瘀血」は漢方の概念であり、血液検査の異常や動脈硬化と同じ意味ではありません。
③ 生薬の研究と、人での効果を区別する
勉強会では、金銀花・連翹・白花蛇舌草・半枝蓮などの植物素材や、関連する薬理研究も紹介されました。
細胞や動物を用いた研究の結果が、そのまま人の病気に対する治療効果を示すわけではありません。研究の段階と、実際の製品の区分を区別して考えることが大切です。
※植物素材と漢方相談のイメージです。図中の働きを、すべての漢方薬・健康食品の臨床効果として保証するものではありません。
🌸 女性のお悩みと、体質に合わせた漢方相談
子宮内膜症や子宮腺筋症などの婦人科疾患では、医療機関での診断・治療を大切にしながら、日々のつらさについて漢方相談を利用される方もいらっしゃいます。
漢方では、痛みや月経の様子、冷え、疲れやすさ、胃腸の状態などを伺い、「瘀血」「湿熱」などの考え方で体質を整理します。
婦人科のお悩みがあるからといって、必ず清熱解毒が必要というわけではありません。現在の治療やお薬も確認しながら、その方に合う方法を一緒に考えていきます。
🍵 胃腸や体力への配慮も大切です
清熱を目的とする漢方薬を検討する際には、冷えや胃腸の弱さへの配慮も欠かせません。症状だけを見て自己判断で選ぶのではなく、体質や服用中のお薬を確認することが大切です。
また、植物素材を用いた製品には医薬品と健康食品があります。五涼華と星火散積宝(せいかさんせきほう)は、メーカーの公式資料では健康食品として紹介されています。漢方薬と同じ区分として扱わず、目的に応じてご案内します。
😊 スガヌマ薬局にお気軽にご相談ください
「繰り返す皮膚の赤みが気になる」
「口内炎ができやすい」
「長引く不調について漢方の考え方を知りたい」
そんなときは、お一人で悩まず、茨城県坂東市の漢方相談スガヌマ薬局へご相談ください🌿
症状の経過や体質、生活習慣、現在の治療内容を丁寧に伺い、漢方薬や日々の養生について一緒に考えてまいります。
ご相談の際は、お薬手帳や検査結果をお持ちいただくと、より詳しくお話を伺えます。
皆様が毎日を笑顔で、健やかに過ごせるよう、お手伝いさせていただきます。
🌿 体質に合わせた漢方相談をご希望の方へ
漢方相談スガヌマ薬局
管理薬剤師・漢方薬剤師 菅沼 真一郎





