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高齢女性の不妊治療

 

 

 

 

こんにちは。子宝カウンセラーの会で、不妊専門クリニックのファテリティクリニック東京の先生のお話を聞きました。私達漢方を学ぶものも西洋の最新の治療を学ぶことは、とても大切です。

 

お話をお聞きしたことで不妊治療中のお客様、不妊でお悩みのお客様にご紹介したいことをお伝えします。

 

 

高齢女性のART

 

PGT ーAについて

 

・高齢になると染色体異常がでてくる。

 

・受精卵の細胞の一部をとって染色体異常を確認する。

 

・卵子がある程度取れる方に有効な手法に将来的になる。

 

・細胞をとって解析するのに2週間くらいかかる

 

・染色体異常のないものを移植する

 

・日本ではPGT ーAは認められていない。

 

・学会では反復流産の方に今パイロットスタディーが行われている。

 

 

 

PGTーAの問題点

 

・複数胚の獲得が必要である。

 

・異常胚が多くなって移植できない可能性がある。

 

・最大の問題点 は モザイク (一部正常で一部異常の卵)がある。これを戻すかどうかが最大の問題になる。

 

・モザイクの受精卵を戻しても問題がないというアメリカの報告がある。

 

・PGTーAをやっても妊娠率は100%にならない。

 

 

ご講演中の小田原靖先生

AI/FSH/Antagonist法

 

排卵誘発のための刺激方法

 

・自然周期や低刺激やアンタゴニスト法、アゴニスト法など様々な方法がある。

 

・Eyokiudy染色体異常率のパイロットスタディー

注射の量には、染色体異常は影響されないというアメリカのデータがあります。

 

・データ的にはアンタゴニスト法や自然周期法など刺激による妊娠率はかわらない。

 

・ファティリティクリニック東京では、アンタゴニスト法をメインでおこなっている。

他にAI(レトロゾール、フェマーラ )/FSH/Antagonist法なども使う。

 

 

多く採卵しても妊娠数は右肩上がりではない

 

採卵数について

 

・卵子を多くとっても妊娠率が上がらない

 

・採卵数は15以上から多くとっても受精卵の数は頭打ちになる。したがって、採卵数は10個くらいが適当だと思われる。

 

・AMHは、卵子の採卵数を予測するために確認する。

 

・卵子がたくさん取れる人は、多く採卵できるように刺激して、採れない人は低刺激の方がよい。

 

 

受精卵は分割胚が良いのか、胚盤胞の方がよいのか?

 

・対外培養は受精卵にとってストレスになる。胚盤胞までスムーズにいける人は胚盤胞までもっていった方がいいが、いけない場合は、胚盤胞にもっていくよりも分割胚の方が良い場合もある。

 

 

着床を阻害する要因

 

着床を阻害する要因

 

・子宮内膜の炎症があると着床しない。

 

・腟炎があると子宮内の炎症がおきる。

 

・着床環境を整えることは受精卵の着床のためにはとても大切である。

 

 

着床の窓

 

・着床の窓が合わない人に戻す日を合わせて戻すと30%の方が妊娠する。

 

・着床の窓は3年くらいはかわらない。着床の窓 は 3年以内に流産経験のある人には必要ないと思う。つまり、そのタイミングであっていると思う。

 

 

小田原先生と医学博士ショウキ先生と一緒に懇親会で撮影

 

 

先生は、PGT ーAのお話から、排卵誘発方法、採卵数、分割胚か胚盤胞か、着床のことのなど最新の臨床データをお話下さいました。

 

私が不妊治療を成功させるための最適な漢方薬をお客様にお渡しする上で重要なヒントをいただきました。

 

今回学んだことを生かして、より早くお客様をご懐妊に導くために、子宝漢方相談がんばります。

 

 

 

2018年全国実力薬局
子宝部門
スガヌマ薬局受賞

 

 

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