漢方

有茎粘膜下筋腫(子宮筋腫)の漢方薬と養生法 🌿

2025年9月17日
 
 
 
有茎粘膜下筋腫とは?
 
 
有茎粘膜下筋腫(ゆうけいねんまくかきんしゅ)は、子宮筋腫の一種で、子宮の内側(内膜側)にできるタイプです。
「粘膜下筋腫」は子宮内膜に突き出して発育するため、生理の出血量が増えたり、不妊や流産の原因になることがあります。
「有茎」とは、筋腫が“茎(くき)”のような細い部分で子宮壁につながっている状態を指します。
ポリープのように子宮内にぶら下がっているイメージです。
 
 
「子宮筋腫は、筋層内・漿膜下・粘膜下など、できる場所によって種類が分かれます。特に粘膜下筋腫や有茎粘膜下筋腫は子宮内に突き出し、不妊や流産の原因になることがあるため注意が必要です。」

 

 
 
🔎 主な症状
 
・過多月経(経血が多くなる)
・貧血(だるさ・めまい)
・月経痛 不正出血
・不妊・流産のリスク上昇
特に粘膜下筋腫は、ほかのタイプの筋腫よりも妊娠に影響しやすいといわれています。
 
 
 
🩺 手術が難しい場合と体外受精
 
通常、粘膜下筋腫は子宮鏡下手術で切除することがありますが、場所や体調によって手術ができない場合もあります。
そのようなとき、体外受精で受精卵を戻す(胚移植する)方法が選択されることがあります。
ただし、筋腫が大きく子宮腔を変形させている場合は着床の妨げになることもあります。
一方で、小さく影響が少ない場合には妊娠できるケースも実際にあります。
 
 
 
🌿 漢方でのサポート
 
筋腫そのものをすぐに消すことは難しいですが、**「着床の妨げを減らす」「子宮内環境を整える」**という観点で体質改善が可能です。
1. 血流改善(瘀血をとる)
子宮内膜の血流を良くして、胚が着床しやすい環境をつくります。 例:冠元顆粒、折衝飲、芎帰調血飲第一加減など
 
2. 内膜の安定(補血・安胎)
出血しやすい、貧血ぎみの方は血を補い、子宮を落ち着かせます。 例:婦宝当帰膠、帰脾湯、十全大補湯など
 
3. 炎症・免疫のバランス調整
子宮内に慢性的な炎症があると着床しにくくなります。
例:黄耆、柴胡剤などの漢方や体質に応じた応用
 
 
 
🌱 セルフ養生
 
下腹部・腰を冷やさない(温灸・腹巻きも有効)
砂糖・乳製品・脂っこい食事を控えめに(湿痰を減らす)
睡眠を十分にとり、免疫の安定を意識する
 
 
💡 大切な視点
 
粘膜下筋腫があると「着床率が下がる」ことは事実ですが、 「妊娠が絶対に無理」ではありません。
実際に、粘膜下筋腫を持ちながら妊娠・出産された方もいます。
特に体外受精では「質の良い受精卵+子宮環境の整備」が大切です。
 
👉 そのため、漢方で子宮内膜の血流とホルモン環境を整え、着床をサポートすることは十分に価値があります。
 
 

 

「筋腫があっても、体質を整えながら妊娠・出産を迎えられた方も多くいらっしゃいます。漢方で血流やホルモン環境を整えることは、妊娠をサポートする大切な力になります。」
 
 
 
🌸 まとめ
 
有茎粘膜下筋腫があって手術が難しい場合でも、体外受精と漢方体質改善を組み合わせることで妊娠の可能性は高められます。
当薬局でも、筋腫を持ちながら妊娠・出産された方の体験談がございます。
一人で悩まずに、どうぞお気軽にご相談ください。 
 
 
 
 

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