こんにちは。
漢方薬剤師の菅沼真一郎です。
日本で1番妊娠数の多い神戸の英ウィメンズクリニックに不妊治療の勉強に行って参りました。
漢方相談スガヌマ薬局でも子宝のお客様に使っているタンポポ茶ショウキT-1を英ウィメンズクリニックでも使用していました。
漢方外来をおこなっている医学博士邵輝(しょうき)先生にお聞きしたところ、ショウキT-1だけでなく、患者さんの体質にあわせた漢方薬やサプリメントを併用しているとのことでした。
そのコツもお聞きしてきました。詳しい組み合わせについては、当薬局にてお尋ねくださいね。
私は英ウィメンズクリニックでの研修は2回目です。15人くらいで研修を受けたのですが、2回目の研修は私だけでした。
研修では、ショウキ先生と英ウィメンズクリニックナンバー1の培養土さんが培養室を案内してくださってお話を聞くことができました。
英ウィメンズクリニック概要
1年間に体外受精約5000件、
医師は28名、培養土は33名もいるそうです。
日本最大規模の不妊治療クリニックだと思います。
医師や培養土が妊娠率を毎日確認しながら、仕事をされていました。
常に数字と戦うことによって日々緊張感のある業務をおこなっていました。
日本でもっとも妊娠率が高い不妊クリニックと言われる所以です。
男性不妊
婦人科だけでなく、妊娠率を高めるために、英メンズクリニックを併設して、男性不妊外来も始めたそうです。
男性不妊専門の泌尿器科医が3名いて、外来やオペをおこなっていました。
無精子症の場合、睾丸を切除して、精子を取り出して処置します。
オペ室は、培養室に隣接していて、可能な限り迅速に精子を卵子に受精できるようにしていました。
培養室
培養室や卵子や受精卵を扱う部屋は、照明を抑えて、光の影響を受けないように細心の気配りをされていました。
顕微授精(ICSI)もpiezoICSI(*1)やIMSI(*2)も導入されていて、可能な限りよい精子、卵子に負荷をかけることなく受精させるためにおこなっていました。
採卵の時の排卵誘発方法は、AMHや年齢を参考にして、自然周期でおこなうか、低刺激法でおこなうか、刺激しておこなうかを一人一人の患者さんに合わせて最適な方法をおこなっていました。
着床の窓のエラ検査など、最新の検査もすぐに取り入れて実施していました。
サプリメントサポートセンター
サプリメントも積極的に取り入れていてサプリメントセンターも院内にありました。
漢方外来
漢方外来は、不妊治療で有名な医学博士ショウキ先生がおこなっていました。
毎日予約で一杯だそうです。
治療のために、鍼灸や温灸もおこなっていました。
不妊で悩むカップルのために最高の医療を提供しようという姿勢がヒシヒシと感じました。
培養士さんの一言
最後に培養士さんが「私たちは、患者さんの妊娠率をあげるために日々、一緒に働いてる培養士達と切磋琢磨しています」とお話しされていたのが印象的でした。
今回、指導してくださったショウキ先生、培養士さんにとても感謝しています。大変勉強になりました。ありがとうございました。
私も不妊で悩むお客様のために、妊娠率を高めるために日々勉強して、お客様にもっとも適した漢方薬やサプリメント、温灸法、健康法をご提案していきたいと思います。
*1 piezoICSI(ピエゾICSI)
顕微授精の際に、精子を入れる針の先に超音波の振動装置をつけて、卵胞の膜を破ります。
この方法では、精子を送り込むときも細胞質を吸引する必要がありません。
よって細胞の中の組織の損傷を免れます。
ピエゾICSIでは卵子にかける負担を減らすことができるので、
顕微授精で変性してしまう卵子が多い方の正常受精率がUPするそうです。
*2 IMSI(イムジー)
通常の顕微授精を行う際、精子の選別は顕微鏡400倍下で行いますが、顕微鏡 400倍下の観察で形態良好な精子であっても、通常の倍率では確認できない形態の違いを持つ精子もあります。
IMSI とは、1000倍以上での精子観察を可能とした専用の顕微鏡を用いることで、精子の頭部の状態などをより詳細に観察し、より良い形態の精子を顕微授精に用いる治療方法のことだそうです。
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