こんにちは。茨城県坂東市で創業150年、漢方相談スガヌマ薬局の店長・漢方薬剤師の菅沼真一郎です😊
「肌がカサつく」「風邪をひきやすい」「粘膜が弱くて、口内炎や鼻炎がつらい…」
そんなお悩みはありませんか?
それ、もしかすると「皮膚・粘膜・免疫力」が弱っているサインかもしれません。
今回は、健康セミナーでも好評だった内容をもとに、漢方の視点から「皮膚・粘膜・免疫」を元気に保つ秘訣をご紹介します。
自然治癒力を高める**クマザサ(熊笹)**を活用した漢方も登場しますので、どうぞ最後までお読みください🌿
皮膚・粘膜・免疫の関係とは?
人間の体は、外敵(ウイルス・細菌など)から守るために「バリア機能」を備えています。
中でも重要なのが、皮膚・粘膜・免疫の3本柱です。
表皮・真皮・皮下組織でできた皮膚バリア
皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層構造。
その一番上の角層は、すでに死んだ細胞ですが、プラスチック並みの強度で外部からの侵入を防いでくれます。
加齢や洗いすぎにより、角層が厚くなったり、基底層の構造が乱れると、肌は乾燥しやすくなり、バリア機能が落ちてしまいます。
粘膜のバリア機能も重要
鼻、のど、口、腸などの粘膜もまた、体を守る大切な「外堀」です。
良い血流があることで、粘膜はうるおい、免疫機能を果たします。
粘膜が弱ると…
・ドライアイや花粉症
・口内炎や喘息
・胃炎や便秘
・不妊症や膀胱炎
など、全身のトラブルにつながります。

「ファイトケミカル(ファイトレミカル)」は、野菜や果物、豆類、海藻などの植物性食品に含まれる、植物が自らを守るために作り出す天然の化学成分です。漢方や栄養学の世界でも注目されている成分群で、抗酸化作用や免疫力アップ、抗炎症作用などが期待されています。
🌱 ファイトケミカルとは?

※画像はイメージです。彩り豊かな野菜はファイトケミカルの宝庫!
**ファイトケミカル(phytochemical)**とは、
植物が自らの身を守るために作る天然の化学成分のことです。
野菜・果物・豆・海藻・ハーブなどに多く含まれ、以下のような働きがあります。
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抗酸化作用(老化や病気の原因「活性酸素」を除去)
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免疫力アップ
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抗炎症作用
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がん予防や生活習慣病対策にも期待
🍅ファイトケミカルの主な種類と特徴
ファイトケミカルの種類 | 多く含まれる食材 | 主な働き |
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ポリフェノール | 緑茶、赤ワイン、大豆、ブルーベリー | 抗酸化作用、血流改善 |
カロテノイド(例:β-カロテン、リコピン) | にんじん、トマト、ほうれん草 | 活性酸素の除去、目や皮膚の健康維持 |
イソフラボン | 大豆 | 女性ホルモン様作用、更年期サポート |
アントシアニン | 紫キャベツ、ナス、ブルーベリー | 目の疲れ改善、抗酸化 |
フラボノイド | 玉ねぎ、柑橘類の皮 | 血管の強化、抗炎症作用 |
グルコシノレート | ブロッコリー、キャベツ | 解毒作用、がん予防が期待 |
🧪 漢方薬とファイトケミカルの深〜い関係
実は、漢方薬に使われる生薬にもファイトケミカルはたっぷり!
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ウコン(鬱金) → クルクミン(強力な抗酸化)
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緑茶(煎茶・抹茶) → カテキン(免疫力アップ)
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山薬(やまいも) → 消化を助け、抗酸化力も
漢方薬と組み合わせることで、体の内側からの自然治癒力を引き出します。
🍽 ファイトケミカルを上手に摂るコツ(漢方薬剤師おすすめ)
※五色の野菜を取り入れた食卓が理想です
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彩りよく、赤・黄・緑・白・紫を意識!
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刻む・加熱・発酵で吸収率アップ
🌸 こんな方におすすめ!
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不妊や婦人科系のご相談をされている方
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アトピーや肌荒れ、アレルギーでお悩みの方
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ダイエットや生活習慣病予防を目指す方
ファイトケミカル+漢方薬の組み合わせは、現代人の体質改善にぴったりです。
免疫力を支える血流と毛細血管のはたらき
体中の血管の90%以上を占める毛細血管。
長さはなんと10万キロ、1500億本!これが全身に酸素と栄養を届け、免疫細胞を運んでいます。
しかし、加齢・ストレス・生活習慣の乱れにより血流が滞ると、毛細血管が減少し、免疫力がダウン。
風邪をひきやすくなったり、肌が老化しやすくなったりします。
クマザサで整える自然のちから|から学ぶ漢方の知恵
漢方の処方に含まれる3つの生薬の中でも、特に注目したいのが**クマザサ(熊笹)**です🌿
クマザサ:強力な抗酸化作用があり、赤血球のはたらきを助けて毛細血管のすみずみまで血流を届けます。
アカマツ:血流改善と自律神経の調整に。
ニンジン(朝鮮人参):滋養強壮、免疫調整。
これらが合わさることで、
・血流改善
・粘膜の潤いアップ
・自然治癒力の活性化
が期待され、「風邪をひかなくなった」「肌の調子が良くなった」というお声も多くいただいています。
漢方×生活習慣で免疫力アップを目指すには?
呼吸と自律神経の調整で免疫UP
\ 小休憩でおすすめ /
腹式呼吸でリラックス&集中力アップ!

ゆるりら体操~呼吸を意識してリラックス~ これぞ漢方流ゆるトレ!体も笑顔もじんわり巡る〜
①椅子に背筋を伸ばして座る
②お腹に手を当てて、お腹の広がりを感じながら息を吸う
③お腹をへこませながら息を吐く
→これをゆっくり数回繰り返します✨
自律神経が整い、副交感神経が優位になると免疫力も上がります。
食べ物で粘膜と免疫をサポート
「ファイトケミカル」と呼ばれる第七の栄養素も免疫に大切な要素です🍅🥬
抗酸化作用で注目の栄養素
・β-カロテン(にんじん、かぼちゃ、みかん):粘膜強化+抗酸化
・リコピン(トマト、スイカ、柿):免疫細胞の保護
・クロロフィル(ほうれん草、わかめ):デトックス&炎症抑制
これらを積極的に取り入れ、皮膚や粘膜の健康を守りましょう。
まとめ|皮膚と粘膜のバリアを漢方で整える

「ここまで食材・体操のお話しのまとめ」抗酸化作用のある成分で、免疫力の低下を防ぎながらゆる体操で自律神経を整えて、免疫機能を正常に働かせましょう。
現代は紫外線・ストレス・栄養不足・加工食品の影響で、私たちの皮膚と粘膜は日々ダメージを受けています。
しかし、自然の力──漢方の力を取り入れることで、体は本来のバランスを取り戻し、強く美しくなります✨
📣まずは体質チェックとご相談を!
「風邪をひきやすくなった」「肌の調子が安定しない」「粘膜が弱い気がする」
そんな方は、体のバリア機能が弱っているサインかもしれません。
\ 無料健康相談・体質チェック受付中! /
気になる方は、お気軽にスガヌマ薬局までご連絡ください😊
📩ライン・電話でのお問い合わせもOKです!

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