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漢方薬を服用して妊娠されたお客様の咳のご相談をしました

エコー写真漢方薬を約1年間服用して妊娠されたお客様がエコー写真をもってきてくださいました。大変うれしいことだと思います。

 

 

ただ風邪をひいて、咳がでるとのこと。病院で聞いたら、7、8週くらいだと飲む薬はないねといわれてなにかないかなとご相談いただきました。

 咳

お話をよく聞いてみましたが、咳はでているが、熱はないご様子でした。胎児は妊娠12目までに中枢神経系が作られて、特に妊娠4週目から妊娠7週目までに胎児の中枢神経系の大部分がつくられるとされています。漢方薬も考えましたが、中枢系に影響がある薬物のエフェドリンの成分を含むマオウ剤(小青竜湯など)はつかいたくないと思いました。他の咳の漢方薬を考えましたが、咳のご様子をお聞きして、大丈夫そうなのと薬は飲みたくないとのことで、とりあえず養生法を実践してもらって咳の漢方薬はださないことにしました。

 

養生法としては、お風呂に入らないようにお話しました。もし入る場合でもシャワー程度にして、あたたまらないようにお話しました。咳が出ているときにあたたまると、のどの炎症が広がって咳がひどくなることが多いからです。咳によい飲み物としては、かはちみつ入りのノンカフェインのお茶(ごぼう茶やルイボスティー)をおすすめしました。服用すると咳がとまることが多いようです。

 

とにかく普段からの予防が大切なので、マスクをすることとうがい手洗いをしっかりおこなうことはおこなうようにお話しました。無事にご出産までお手伝いしていきたいと思います。

 


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