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慢性蕁麻疹と皮膚美容の漢方

 

こんにちは。漢方薬剤師の菅沼真一郎です。

 

 

 

中医薬皮膚病学会で、慢性蕁麻疹と皮膚の美肌の漢方について勉強しました。

 

 

 

慢性蕁麻疹は、体の表面(表症)と体の内面(裏症)の症状をよく見極めて、皮膚病の漢方薬を選んであげることが大切だと思いました。

 

 

 

子宮も皮膚と漢方では考えることができるので、着床を促す不妊の漢方にもヒントを得られました。

 

 

 

 

これからも日々漢方薬を勉強して、適切な漢方薬を患者様にお渡ししていきます。

 

 

 

 

 

 

20230507 世界中医薬学会連合会 皮膚病専門委員会年会

 第13回皮膚病学術大会

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

慢性蕁麻疹の中医治療経験

広東省中医病院大徳路総院皮膚科主任医師 教授

陳 信生 先生

 

 

 

 

 

 

◇慢性蕁麻疹表証表病の漢方薬

 

 

 

・桂枝湯

 

 

 

・桂枝加黄耆湯

 

 

 

・小建中湯

 

 

 

・桂枝麻黄各半湯

 

 

 

◇慢性蕁麻疹表裏同病の漢方薬

 

 

 

・越婢湯

 

 

 

・大青竜湯

 

 

 

・小青竜湯

 

 

 

・防風通聖散

 

 

 

◇慢性蕁麻疹裏虚寒証の漢方薬

 

 

 

・理中湯又は或附子理中湯+桂枝湯

 

 

 

◇半表半裏の蕁麻疹

 

 

 

・小柴胡湯

 

 

 

・烏梅丸

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中薬外用特色療法の皮膚美容における応用

江西中医学大学教授 皮膚科主任医師

劉 巧 先生

 

 

 

理想の健康肌 美容の目標

 

 

 

●健康な皮膚とは

 

 

 

・皮膚に障害がありません。

 

 

 

・一般的な外的刺激に敏感ではありません。

 

 

 

・日光に対する正常な反応です。

 

 

 

・油分と水分のバランスがよく、ハリとツヤがあります。

 

 

 

・充実した滑らかさ、きめ細やかさ、潤いがあり、実年齢に応じたシワです。

 

 

 

・肌色が均一で、目立つシミがありません。

 

 

 

 

◇肌老化のサイン 美容の大敵

 

 

 

●光老化とは

 

 

 

・シミ

 

 

 

・深いシワ

 

 

 

・皮のような外観

 

 

 

・乾燥荒れ肌

 

 

 

・毛細血管の拡張

 

 

 

・時折悪化する悪性腫瘍

 

 

 

 

●ナチュラルエイジングとは

 

 

・乾燥、たるみ

 

 

 

・小じわ

 

 

 

・萎縮・真皮層が薄くなる

 

 

 

・時折発生する良性腫瘍

 

 

 

 

◇外用中薬の美容効果

 

 

 

1.清潔

 

 

 

2.シワをとる

 

 

 

3.潤い

 

 

 

4.ハリをアップ

 

 

 

5.シミをとる

 

 

 

6.欠損性疾患の改善

 

 

 

症例1 .顔面皮膚炎:清熱解毒、涼血退紅

 

 

 

症例2. 座瘡:

 

 

 

症例3. 肝斑:活血化瘀、袪斑増白

 

 

 

 

 

 

 

 

明治4年11月30日創業

茨城で150年愛される

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尋常性白斑の漢方治療

 

 

 

 

こんにちは。漢方薬剤師の菅沼真一郎です。

 

 

 

世界中医薬学会連合会 第5回アジア太平洋サミット、日本中医薬研究会 第26回学術シンポジウム、世界中医薬学会連合会 皮膚病専門委員会 第13回皮膚病国際学術大会に参加してまいりました。

 

 

 

 

 

今回の研修会では、皮膚病の漢方薬を中心に勉強いたしました。最新の皮膚病漢方治療の勉強ができました。

 

 

 

尋常性白斑、アトピー性皮膚炎、慢性蕁麻疹や皮膚の美容などの皮膚治療の漢方薬を学びました。

 

 

 

詳しい漢方薬についてて、漢方相談スガヌマ薬局、漢方薬剤師にお尋ねください。よろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中薬と火鍼の併用で尋常性白斑を治療

広東省中医病院皮膚科主任医師 教授

李 紅毅 先生

 

 

 

◇分節型尋常白斑

 

 

 

神経支配領域に一致して片側に生じる(非対称性で、完全或いは部分的に皮膚の分節とマッチ)。

 

 

 

分節が複数になることもあります。

 

 

 

◇非分節型尋常白斑

 

 

 

1.散発型:白斑≥2ヶ所、面積は1-3級

 

 

 

2.汎発型:白斑面積は4級(>50%)

 

 

 

3.指趾顔面型:白斑は顔面、手指に限局し、特に指趾先端および面部器官開口部に好発。散発型、汎発型4に進行する可能性があります。

 

 

 

4.粘膜型:白斑は2或いは2ヶ所以上の粘膜で発生。散発型、汎発型に進行する可能性があります。

 

 

 

尋常性白斑の自然発病率は予測がとても困難です。

 

 

 

◇治療効果を影響する素因

 

 

 

・患者の個人状況(年齢、肌色等)

 

 

 

・病型分類(尋常型の治療効果は分節型より良い)

 

 

 

・病期(進行期は安定期より良い)

 

 

 

・部位:胴体>顔面部>四肢>肢端関節部

 

 

 

・面積

 

 

 

・照射のエネルギー量

 

 

 

・照射頻度、回数

 

 

 

◇弁証論治 臓腑弁証

 

 

 

・肝より論治:情緒の影響、女性患者

 

 

 

・脾より論治:小児

 

 

 

・腎より論治:五色理論

 

 

 

◇弁証論治 六淫

 

 

 

・風より論治:軽くて、上浮の生薬を使用

 

 

 

・寒より論治:補腎温陽の生薬を使用

 

 

 

・湿より論治:夏季に発症率が高くて、健脾除湿

 

 

 

尋常性白斑の中医学治療のポイント

 

 

 

・尋常性白斑の中医学治療:内治と外治の併用がキーポイントとなります。

 

 

 

・尋常性白斑の病因は複雑で、病期も長いので、治療時には肝腎の損傷に注意し、定期的な再検査が必要です。

 

 

 

・李 紅毅 先生は、尋常性白斑の治療は効果が出にくく、治療期間が長いので、必ず「従心論治」、いわゆるメンタル的なカウンセリングをしないといけません。とおっしゃっていました。

 

 

 

 

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リウマチ患者さんの妊娠と不妊漢方

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

 

 

認定子宝カウンセラー・漢方薬剤師の菅沼真一郎です。

 

 

 

【第60回子宝カウンセラーの会】オンライン勉強会に参加しました。リウマチと妊娠と不妊治療について勉強しました。

 

 

 

 

本日は、関節リウマチと妊娠について、天の川病院 リュウマチ膠原病副センター長・リュウマチ膠原病内科医長 医師 木村郁子先生にご講演いただきました。

 

 

 

近年では、関節リウマチをはじめとする膠原病疾患の診断と治療はめまぐるしく発展し、早期に適切な治療ができるようになっているそうです。

 

 

 

妊娠可能年齢の患者さんそれぞれに対し、カウンセリングを通して妊娠前から将来の身体の変化に備えて準備することが大切であり、正しい知識と生活習慣を身につける指導をおこなっていると、木村郁子先生はおっしゃっていました。

 

 

 

妊娠しやすい体質を作ることもとても大切だと思います。

 

 

 

リウマチやエリテマトーデス、膠原病など自己免疫疾患の患者さんも不妊治療をされている方が多くなっています。

 

 

 

膠原病などがある方が漢方薬で体質を整えることはとても重要だと思います。

 

 

 

詳しい漢方薬については、当漢方薬局の認定子宝カウンセラー・漢方薬剤師にお尋ねください。よろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

医療法人北辰会 天の川病院 リュウマチ膠原病副センター長 リュウマチ膠原病内科医長 医師 木村郁子先生

 

 

 

 

医師 木村 侑子 先生

 

 

医療法人北辰会 天の川病院 

リュウマチ膠原病副センター長 

リュウマチ膠原病内科医長

医学博士

 

 

日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医・日本リウマチ学会 専門医・指導医・ソノグラファー

日本リウマチ財団 財団登録医・認知症サポート医・臨床研修指導医

インフェクションコントロールドクター

 

 

 

 

■□■講演内容■□■

 

 

 

・関節リウマチと妊娠

 

 

 

・関節リウマチの患者さんの妊娠前~妊娠中、産後の治療

 

 

 

・関節リウマチの患者さんの家族計画と母性内科の必要性

 

 

 

 

 

◇関節リウマチの発症年齢と分布◇

 

 

 

関節型若年性特発性関節炎を含めると、小児~高齢者までどの年齢でも発症する可能性があります。

 

 

 

 

 

◇関節リウマチと妊孕性(妊娠のしやすさ)◇

 

 

 

・妊娠までの期間が12か月を超えると不妊症と診断されます。一般的には、不妊症の割合の中央値は9%であるのに対し、関節リウマチ患者の場合、25~42%と報告されています。関節リウマチの患者さんの不妊率は、一般に比べて高くなっています。

 

 

 

不妊症になってしまう妊娠前までの期間を延長される要因としてあげられるのは、下記の3つの要因が考えられます。

 

 

 

①疾患活動性が残存している。

 

 

 

②非ステロイド性抗炎症薬の投与。

 

 

 

③プレドニン7.5mg/day以上の投与。

 

 

 

・妊娠を希望する関節リウマチ患者において、受胎時に合成抗リウマチ薬による治療を行うと、妊娠までの期間を短縮できるという報告があります。

 

 

 

 

◇妊娠可能年齢での関節リウマチ治療

 

 

 

疾患活動性を速やかに改善し、妊娠前期間(TTP)を短縮する必要性があります。

 

 

 

◇全身エリテマトーデス(Systemic Lupus Erythematosus:SLE)

 

 

 

◇抗リン脂質抗体症候群(APS)

 

 

 

 

◇慢性甲状腺炎(橋本病)

 

 

 

・自己免疫的に甲状腺に炎症がおこる病気です。

 

 

・女性では10人に1人が罹患しています。

 

 

・関節リウマチ患者の30%に合併しています。

 

 

 

 

◇潜在性甲状腺機能低下症◇

 

 

 

TSH 高値

 

 

FT4 正常

 

 

妊娠希望する時(不妊治療時)  

 TSH〈 2.5を推奨。

 

 

妊娠を希望されない時 

 TSH 〉10もしくは症状がある。

 

 

 

 

◇妊娠を考えた関節リウマチの治療計画◇

 

 

 

☆妊娠前には寛解を目指す治療をします。

 

 

 

☆妊娠中は寛解~低疾患活動性を目指す治療をします。

 

 

 

☆妊娠後期には出産後どの治療を再開するかを検討しておきましょう。

 

 

 

 

妊娠中は白血球、CRP、赤沈はいずれも上昇傾向であり、診察+関節エコーなどで定期的に評価する必要があります。

 

 

 

 

◇1年以内の妊娠を希望した関節リウマチ女性患者の治療例◇

 

 

 

・メトトレキサート(MTX)は妊娠・授乳時には禁忌であり、できれば使用しない。

 

 

 

・タクロリムス(TAC)、サラゾスルファピリジン(SASP)を検討します。

 

 

 

・サラゾスルファピリジンを併用する場合にはとくに葉酸を摂取するように指示します。

 

 

 

・疾患活動性が高い場合には、TNF-α製剤、IL-6阻害薬などの生物学的製剤を検討します。

 

 

 

・イグラチモド(IGU)については催奇形性があり、最初から使用しません。

 

 

 

・最終的には非ステロイド性抗炎症薬は中止、ステロイドを使用させざるを得ない場合にはできるだけ少量にしましょう。

 

 

 

 

◇妊娠判明→妊娠中の治療例◇

 

 

 

・妊娠中にも安全と考えられる薬剤を継続します。

 

 

 

・妊娠可能年齢の患者さんそれぞれに対して、「家族計画」について質問し、妊娠を希望する前から計画的に治療を調整するべきである❞としています。

 

 

 

 

◇家族計画とは◇

 

 

 

・健全で幸せな家庭を築いていくために、家庭(自分とパートナー、家族)の事情を考慮して、こどもの数や有無、感覚に関して計画を立てることです。

 

 

 

 

◇妊娠しやすい体つくりのためのコンセプションケア◇

 

 

 

・男女共にタバコはやめましょう。

 

 

 

・適正体重を保ちましょう。

 

 

 

◇不妊の原因◇

 

 

 

・排卵因子

 

 

 

・卵管因子

 

 

 

・子宮因子

 

 

 

・頸管因子

 

 

 

・機能不全

 

 

 

・精路通過障害

 

 

 

・造成機能障害

 

 

 

・副性器障害

 

 

 

 

 

 

 

~まとめ~

 

 

 

・リウマチ・膠原病疾患をもつ患者さんは近年の治療の進歩により、病気でない人と何一つ変わらない社会生活を送る、「社会的寛解」を目指すことができるようになってきています。

 

 

 

・将来と現在の妊娠出産可能年齢の患者さんに対して、治療を行う前から妊娠に関する知識を患者さんに提供すること、患者さんと「家族計画」について話すことが必要です。

 

 

 

・出産はゴールではなく、スタートライン、妊娠前だけでなく育児をしながら病気を発症する患者さんも多く、妊娠可能年齢の患者さんを地域全体でサポートする必要があります。

 

 

 

 

 

不妊症のリウマチ患者さんの漢方

 

 

 

 

漢方相談スガヌマ薬局では、不妊治療中のエリテマトーデスやリウマチの患者さんが不妊のための漢方薬を服用して妊娠、出産されています。

 

 

 

エリテマトーデスやリウマチなど自己免疫疾患のお客様には免疫を整える漢方薬を利用してよい結果が得られいます。

 

 

 

あきらめずにご相談ください。よろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

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流産、着床障害(不妊)、ぜんそく、アトピー性皮膚炎、関節リウマチなどの漢方

 

 

 

 

茨城県坂東市からこんにちは。

 

 

 

認定子宝カウンセラー・漢方薬剤師の菅沼真一郎です。

 

 

 

第60回子宝カウンセラーの会のオンライン勉強会に参加しました。

 

 

 

医学博士ショウキ先生から炎症(流産、着床障害(不妊)、ぜんそく、アトピー性皮膚炎、関節リウマチなど炎症が原因の疾患)の抑制について勉強いたしました。

 

 

 

 

炎症を抑制する。

 

 

 

医学博士 ショウキ先生

 

 

 

 

 

医学博士 邵輝先生

 

 

 

 

 

炎症とは

 

 

下記の疾患と炎症とは、密接な関係があります。

 

 

・妊娠:流産、着床障害(不妊)など

 

 

 

・アレルギー:ぜんそくやアトピー性皮膚炎など

 

 

 

・痛み、関節変型:関節リウマチなどの自己免疫性疾患

 

 

 

・その他の慢性炎症

 

 

 

血小板活性化炎症血栓

傷ができると、血小板活性化がおき、炎症がおきて、血栓ができる

 

 

 

 

血小板活性化因子PAFとは

 

 

 

PAFは血管内皮細胞などの炎症細胞から、さまざまな刺激に応答して生産される、リン脂質の1分子種です。

 

 

 

エンドトキシンショックなどの病態に深く関与すると考えられています。

 

 

 

病態におけるPAFの役割について知るうえで、生体試料中のPAFの定量分析、PAFの標的細胞におけるPAFレセプターの同定、細胞におけるPAFの生合成酵素および、分解酵素の活性測定は欠かすことのできない研究手段となっています。

 

 

 

 

炎症誘発因子としての血小板活性化因子

 

 

帝京大学薬学部薬品物理化学教室

唐沢 健先生

 

 

 

好酸球・リンパ球の動向とその治療への応用

 

 

秋田大学臨床検査医学講座

 

 

 

 

炎症が関係すると思われる治療例

 

 

詳しい漢方薬の使い方については漢方相談スガヌマ薬局、漢方薬剤師にお尋ねください)

 

 

 

へバーデン結節の漢方治療例:女性が多い

 

 

 

 

脊髄圧迫の漢方治療例:圧迫軽減、しびれを緩和

 

 

 

 

血栓性静脈炎の漢方治療例

 

 

 

 

頑固なシミの漢方治療例

 

 

 

 

 

~最後に邵輝先生より一言~

 

 

 

良質な医療を提供し、信頼される医療人になり、人々の疾病の治療と健康維持に、貢献しましょう。

 

 

 

頑張りましょう。

 

 

 

ご清聴ありがとうございました。

 

 

 

医学博士 邵輝

 

 

 

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漢方やカウンセリングの専門薬局の研修会で理事挨拶をしました。

 

 

 

こんにちは。認定子宝カウンセラー漢方薬剤師の菅沼真一郎です。 

 

 

令和4年2月20日日曜日に日本専門薬局同志会(日専同:専門薬局の先生方が漢方薬やカウンセリングをする勉強会)の研修会がありました。 

 

 

茨城県と千葉県の専門薬局の先生方が勉強する研修会です。

 

 

コロナ禍でまん延防止等重点措置が茨城県と千葉県にでているので、水戸会場、船橋会場、成田会場の3箇所をZOOMによるオンラインで結んでのサテライト開催となりました。 

 

 

 

水戸会場からZOOMで参加しています。

 

 

 

 

私は、理事挨拶をしました。

 

 

 

理事挨拶をしています

 

 

 

ZOOMでの理事挨拶は、相手の顔が見えないため、反応が分からず難しいですが、私の研修会にかける思いを伝えて、先生方を鼓舞しました。 

 

 

 

健康漢方相談頑張りましょう。

 

 

 

お客様のためを思って日々健康漢方相談を頑張ることが大切です。 

 

 

今年は、日本専門薬局同志会の全国大会もございます。

 

 

漢方薬やカウンセリングのプロが集まります。

 

 

全国大会担当理事として、私も全国大会の成功のために頑張ります。

 

 

 

 

 

 

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耳鳴りの漢方薬

 

 

茨城県坂東市からこんにちは。

 

 

 

 

日本中医薬研究会のオンライン講座で、耳鳴りの漢方薬について勉強しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

耳鳴りは、老化(補腎)と耳の周りの血流が悪くなること(活血)から起きることが多いですが、胃腸の弱り(脾胃虚弱)からも起きることがわかりました。

 

 

 

 

これからは、お客様に問診の時に、より丁寧に胃腸の状態もお聞きして、健康法を提案しようと思いました。

 

 

 

 

耳鳴りの中医学的原因

 

 

 

 

補腎(老化)

 

 

 

活血(血流)

 

 

 

・神経(ストレス)

 

 

 

脾胃(胃腸の弱りの改善もポイント)

 

 

 

耳鳴りのメカニズム 補腎活血だけでなく、脾胃虚弱が原因のことも多いです。

 

 

 

漢方薬の服用法(中国で今は漢方薬は食前ではなく食後に服用するのも一般的になってきています)

 

 

 

漢方の治療は生活習慣の改善が大切

 

 

 

治療の基本 (漢方薬3割 生活養生7割)

 

 

 

生活習慣を確認して、指導することも大切です。

 

 

 

 

◯耳鳴りの漢方薬の例

 

 

 

 

 

 

滋腎通耳湯

 

 

 

 

滋腎通耳湯(じじんつうじとう)   

 

 

 

【特徴】

 

 

本方は、肝血虚・腎陰虚(肝腎陰虚)により身体上部に熱がのぼり、気のめぐりが悪くなって発した耳鳴り、難聴などを改善する。

 

 

補血の四物湯がベースとなり、肝血を補う。地黄(じおう)・知母(ちも)は腎陰を補い、知母、黄柏(おうばく)、柴胡(さいこ)、黄芩(おうごん)が上部の熱に対応し、白芷(びゃくし)、香附子(こうぶし)で気滞(気の流れの滞り)を去り鎮痙、鎮痛に働く。

 

 

柴胡、芍薬のペアと香附子、白芷も含まれることからストレス性の耳鳴りにも使える。

 

 

補腎作用が弱い時は六味丸と併用する。

 

 

 

 

効能・効果

 

 

高齢者に多い、腎虚による耳鳴り、難聴、めまいなどに用いる

 

 

 

 

・耳鳴丸(じめいがん)

 

 

 

【特徴】

 

 

「ジメイ丸」は、中国名では「耳鳴丸」と表記され、その名の示すとおり、

貧血性の耳鳴りに対する優れた効き目をはじめとし、腰痛、四肢及び腰の脱力感を改善します。

 

 

「ジメイ丸」は補腎薬ですので、薄く食塩を入れたお湯で服用すると効果的です。

 

 

 

 

【効能・効果】

 

 

貧血性の耳鳴、腰痛、四肢及び腰の脱力感

 

 

 

 

 

耳鳴りは、補腎活血法で治療する。

 

 

 

補腎活血法による総有効率は84%

 

 

 

カルシウム、鉄、ドパーミン、コルチゾールの水準を高めさせ、
AMPを高め、
GMPを低下させることによって、腎陽虚を改善し、耳鳴りを緩和できることを期待できる。

 

 

 

耳鳴りイコール難聴とは限らない。

 

 

 

 

〇慢性耳鳴りの健康法

 

 

 

 

・指で頭を叩く体操をする(詳しくは店頭で説明いたします)

 

 

 

・腹式呼吸を心がける。

 

 

 

・クヨクヨしない。

 

 

 

・疲れやストレスをためない。

 

 

 

・タバコやお酒を控える。

 

 

 

・心穏やかになる音楽をきく。単調で静かな音(川のせせらぎ、波の音)を流すと良い。

 

 

 

・明るく楽しく考える。否定的な考え方から、肯定的な考え方にする。

 

 

 

・おおらかな気分で規則正しい生活をする。

 

 

 

 

 

全国実力薬局100選受賞 漢方相談スガヌマ薬局

 

 

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 <

元気で長生きする健康法

 

茨城県坂東市からこんにちは。

 

 

漢方薬剤師の菅沼真一郎です。

 

 

東京都四谷の湧永製薬東京支社で専門薬局の研修会が開かれました。

 

 

私は三氣塾(新人研修会)の塾長をしています。

 

 

最初に塾長挨拶を致しました。

 

 

塾長挨拶

 

 

 

今年第1回目の三氣塾は、お客様が元気で長生きするための役立つ情報をたくさん発信されている松田薬品の松田先生です。

 

 

 

その情報の一部をご紹介いたします。

 

 

 

 

お客様が元気で長生きできるよう私も健康指導がんばります。

 

 

 

 

 

 

 

「3ない」生き方

 

 

 

 

・「3ない」(がんばらない。あせらない。あきらめない。)

 

 

・マジメで頑張り屋で心配性の人は病気になりやすい。

 

 

・潔癖症や完全主義も病気になりやすくなります。

 

 

・プライドが高い人も病気になりやすい。プライドを捨てる生き方がいいです。

 

 

・心配事の9割はおこらない。良いことを考えるのがよい。

 

 

・良い事、善い事、佳い事

 

 

・意識して良いことしようとする事が大切です。

 

 

・ありがとうと言われるようなことをしましょう。

 

 

 

 

老化

 

 

 

 

・体は老化していきます。

 

 

・アンチエイジングのためには使わなくなる機能を使っていくことが大切です。

 

 

・たとえば、嗅覚があります。

 

 

・においも嗅がないと嗅覚が衰えてきます。

 

 

・においを嗅ぐことをしていくこともアンチエイジングにも大切です。

 

 

 

 

病気

 

 

 

 

・病気は突然なるものではありません。

 

 

・病気はだんだん悪くなります。

 

 

・昔は10年かかってなった病気は、10年かかってなおるって言われました。

 

 

・10年はかからないで改善していくために、漢方薬などを利用しましょう。

 

 

 

 

糖尿病の予防(改善)

 

 

 

 

・食前にキャベツをたくさんたべましょう。

 

・血糖値の上昇を抑えて、糖尿病の予防(改善)になります。

 

・ダイエットにも効果があります

 

 

 

・無限キャベツ

 

 

キャベツの千切りを幅の広いピーラーでたくさん作って、そのシャキシャキのキャベツを冷蔵庫にいれておきます。

 

食べるときは、30秒くらい電子レンジで温めて、ごま油(オメガ3のアマニ油の方がいい)と、塩、コショウで味を整えます。

 

それを食前に食べれるだけ食べてもらう。

 

 

 

 

 

しゃぶしゃぶしないシャブシャブ

 

 

 

・豚肉200gとネギ2本を用意します。

 

・そのネギと豚肉を昆布で煮ます。

 

・ポン酢をつけて食べると簡単だけど美味しいです。

 

 

 

 

蒸すことが一番

 

 

 

・茹でたり、焼いたりすると、ミネラルが無くなったり、壊れたりします。

 

 

・蒸すことではミネラルが閉じ込められます。

 

 
・例 じゃがピザを作りましょう。

 

 

・じゃがいもは蒸すとよい 茹でるとミネラルがとんでしまう。

 

 

じゃがいもを2、3個蒸してラップでくるんでおくとよい。

 

 

差し上げるものに付加価値をつけましょう

 

 

 

 

 

歯磨き

 

 

 

 

・歯磨きは、食前にしましょう。

 

 

・朝起きた時の口の中は、肛門よりも雑菌が多いといわれています。

 

 

・歯磨きしないで食事をすると、口の中にある雑菌を全部のみこんでしまいます。

 

 

・歯周病菌などものみこんでしまいます。

 

 

・雑菌を飲み込まないように歯磨きは食前にしっかりおこないましょう。

 

 

 

 

口にテープを貼って寝る

 

 

 

 

・口呼吸をしているとウィルスや雑菌が入ります。

 

 

・寝ている時に口を開いてねるとどんどんウィルスや雑菌が入って、風邪もひきやすくなります。

 

 

・口にテープを貼って寝ると鼻呼吸になるのでおすすめです。

 

 

 

 

 

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がん治療は漢方薬の併用が必須?

 

 

 

 

 

 

こんにちは。漢方薬剤師の菅沼真一郎です。

 

 

 

 

2019年10月20日に中医腫瘍ケア専門講座、がんに対する漢方と西洋医学の治療の併用の研修会に参加しました。

 

 

 

 

 

 

講演では、西洋医学の治療と漢方薬の併用での改善例が多数報告されていました。

 

 

 

がんの治療に対しても漢方薬はすごいと思いました。

 

 

 

先生は、講演の中で、なるべく早期から、西洋の治療と漢方の治療を併用した方がいいとおっしゃっていました。

 

 

 

 

 

 

私もがんでお悩みのお客様に、お客様の体質、西洋医学治療の内容の応じて、お客様にあったオリジナル漢方薬をおすすめしようと思います。

 

 

 

 

 

 

がんに対する中西医統合治療

 

 

 

 

 

 

 

中西医結合治療によるがん治療の臨床経験

 

 

宏洋会 清水内科外科医院 清水雅行先生

 

 

 

 

現在、がんの死亡率は、どんどん増えて、日本人の2人に1人が、がんにかかって、3人に1人が亡くなっています。

 

 

 

 

 

 

西洋医学のがん治療には、手術療法、化学療法、放射線療法、その他(免疫療法、温熱療法など)があります。

 

 

 

 

 

癌の外科手術前の漢方薬

 

 

 

処方される漢方薬は、補剤(補う漢方薬)が中心になります。

 

 

使う漢方薬の例

 

 

・補中益気湯

 

 

・十全大補湯

 

 

・人参養栄湯

 

 

・四君子湯

 

 

・六君子湯

 

 

・六味地黄丸

 

 

・八味地黄丸など

 

 

 

 

症例1 術前中医治療奏功例  67歳 男性 膀胱炎

 

 

 

 

癌の術後にみられる体の異常

 

 

 

・気虚(体力・気力の低下)補気

 

 

・血虚(貧血・栄養状態の悪化)補血

 

 

・陰虚(体液・水分の不足)滋陰

 

 

・気滞(抑鬱・不安感・倦怠)理気

 

 

・血瘀(気滞・水分の不足)活血

 

 

・水滞(水分代謝障害・浮腫)利水

 

 

・腎陽虚(生命力・新陳代謝低下)補腎・補陽

 

 

・熱証(感染・炎症による発熱)清熱・解毒

 

 

 

 

癌の外科手術後の漢方薬

 

 

 

 

食欲減退、腹張、便秘に対して、四君子湯、六君子湯、香砂六君子湯などを使用します。

 

 

体力低下に対して、補中益気湯、十全大補湯、人参養栄湯などを使用します。

 

 

術後のイレウスや、機能性ディペプシア(食欲不振)、肺がん術後の咳、高アンモニア血症、黄疸・肝障害、排尿障害、全身倦怠感、術後に起きるサイトカインの過剰産生、浮腫(むくみ)などの合併症にそれぞれ適した漢方処方を使います。

 

 

丹参は、微小循環改善、イレウス、肺塞栓、周術期脳梗塞・心筋梗塞の予防、ワーファリン、ヘパリン、FOYの代用・補助に使います。

 

 

 

 

症例2 手術に対する中医治療の併用効果 73歳 男性 膵癌

 

 

 

 

 

癌の化学療法に漢方薬の併用

 

 

 

目的は、がんの化学療法の副作用の対処、化学療法の効果の増強にあります。

 

 

 

 

漢方薬によって副作用の軽減できる例

 

 

・悪心・嘔吐など消化器症状

 

 

・末梢神経障害

 

 

・脱毛

 

 

・白血球(好中球)減少

 

 

・貧血(赤血球減少)

 

 

・血小板減少

 

 

・皮膚炎・色素沈着・爪甲変形

 

 

・口内炎・舌炎・咽頭炎

 

 

・心筋炎・心筋障害

 

 

・肝障害

 

 

・腎臓・膀胱障害

 

 

・静脈炎

 

 

・局所組織壊死・創傷治癒不全

 

 

 

 

 

症例3 末期癌化学療法再開例 58歳 乳癌術後・多発性肝転移

 

 

症例4 化学療法併用著効例 65歳 女性 大腸癌、再発肝転移

 

 

症例5 化学療法併用著効例 56歳 女性 胆管癌、多発性肝転移

 

 

症例6 化学療法併用著効例 53歳 女性 乳癌術後再発肺転移

 

 

 

 

 

癌の放射線療法と漢方薬の併用

 

 

・目的は副作用の軽減と治療効果の増強にあります。

 

 

 

・放射性皮膚炎、放射性肺炎・間質性肺炎、放射性腸炎、出血性膀胱炎、放射性脳炎・脳浮腫の副作用の軽減に漢方薬を使います。

 

 

 

・放射線治療の効果を増強するために、微小循環の改善により、癌細胞の放射線感受性性を高める効果が認めれている漢方薬を使います。

 

 

 

 

 

症例7 放射線治療併施例 70歳 女性 肺癌

 

 

症例8 放射線治療併施例 68歳 女性 手術不能肺癌

 

 

症例9 進行性膵癌延命例 50歳 男性 膵癌術後、肺・脳転移

 

 

 

 

 

がんの漢方薬単独治療

 

 

 

西洋医学の治療が可能な場合は、原則として、漢方薬と西洋医学の併用をします。

 

 

 

漢方単独治療は、積極的な西洋医学の治療適応がなくなって、緩和ケアに移行する段階に入ってからが多いです。

 

 

 

 

 

症例10 進行性肺癌完治例 55歳 男性 手術不能肺癌

 

 

症例11 末期肺癌延命例 60歳 男性 手術不能肺癌

 

 

症例12 進行肝癌著効例 80歳 男性 原発性肝癌、肺転移

 

 

 

 

 

緩和医療における西洋医学の治療と漢方治療の違い

 

 

 

 

 

 

 

 

・西洋医学の治療(緩和ケアへの移行は、がん治療の終了を意味する場合が多い)

 

 

・漢方治療(がん治療と緩和ケアの境界はない)

 

 

・緩和ケアにおいて漢方治療をするとがんによる疼痛が軽減します。

 

 

 

 

 

症例13 進行肺癌延命例 80歳 女性 手術不能肺癌

 

 

症例14 末期膵癌延命例 74歳 女性 末期膵癌

 

 

症例15 進行卵巣癌延命例 54歳 女性 卵巣癌術後・肺転移

 

 

症例16 末期大腸癌延命例 38歳 男性 手術不能大腸癌、肝・肺転移

 

 

 

 

 

 

 

先生は、西洋治療のみでは、治療困難または不可能であったがん症例に対して、中医学の治療をおこなうことにより、治癒あるいは長期延命が可能になった症例を多数経験されているそうです。

 

 

 

 

 

先生はご講演の最後に、がん治療に中医治療(漢方治療)をより積極的に活用すべきであるとおっしゃっていました。

 

 

 

 

 

清水雅行先生と一緒に懇親会で、がんの漢方治療についてお話させていただきました。先生の熱い思いにとても感動しました。お話できたことに感謝致します。私もがんばります。

 

 

 

私も、がん治療中のお客様のご相談があった時は、お客様にあった漢方薬をおすすめしようと思います。

 

 

 

 

 

健康漢方相談がんばります。

 

 

 

 

 

*注意事項

具体的な漢方薬や生薬名については、一部を除いて記載を控えています。詳しくは、漢方相談スガヌマ薬局店頭にてお尋ねください。

 

 

 

 

 

 

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カルシウムを積極的にとりましょう。

 

 

 

 

 

こんにちは。漢方薬剤師の菅沼真一郎です。

 

 

令和元年10月6日に東京の御茶ノ水で開催された専門薬局の研修会に参加してきました。

 

 

 

 

午前中の三氣塾(新人研修会)では、最初に挨拶をいたしました。

 

 

 

午前中は、石岡の青木先生が、後鼻漏の話をしてくれました。

 

 

 

後鼻漏について詳しくはこちらのブログをご参考にしてください。

 

後鼻漏(こうびろう)対策の講演をしました

 

 

頑張っている先生のお話を聞くととても刺激になります。

 

 

 

 

 

 

午後からは、カルシウムについて勉強しました。

 

 

粘膜強化には、漢方薬もありますが、食事としては、カルシウムなどミネラルをとることもとても大切になります。

 

 

粘膜を強化することは、妊活にもとても大切です。

 

 

コンビニ弁当や加工食品を取りすぎるとカルシウムやミネラルを消費してしまいます。

 

 

外食やコンビニ弁当はミネラルが少ないです。

 

 

カルシウムを積極的にとるようにしましょう。

 

 

牛乳はアレルゲンになったりするので、注意が必要です。

 

 

加工食品についてはこちらのブログをご参考にしてください。

 

ミネラル不足が神経不安をつくる?

 

 

 

 

 

カルシウムの大切さ

 

 

 

◯カルシウム・ミネラル不足によっておきやすい症状

 

 

夏バテ

 

疲れが抜けない

 

 

体がだるい

 

 

動機・息切れ

 

 

こむら返り・目や口のピクピク

 

 

口内炎ができやすい

 

 

肌荒れ

 

 

後鼻漏

 

 

アレルギー

 

 

水虫

 

 

不妊症

 

 

抜け毛が多い

 

 

 

以上に当てはまる方は、カルシウム・ミネラル不足かもしれません。

 

 

◯夏のミネラル不足

 

 

 

・夏は汗をたくさんかくので、カルシウムなどミネラル不足になりやすい季節です。

 

 

 

◯花粉症の予防にはカルシウムやミネラルも重要

 

 

 

・カルシウムやミネラルは、粘膜強化に大切です。

 

・粘膜を強化すると花粉症も楽になることが多いです。

 

 

 

 

◯新型骨粗鬆症

 

 

・骨密度が高いだけでは安心できない。
(カルシウムやビタミンDをとって、骨密度が高いのに骨折している人が増えています)

 

 

・骨質(骨の強さ)=骨密度+しなやかさ(コラーゲンの質)

 

 

 

・骨折しないためには、骨質も大切です。

 

 

 

 

◯骨折のリスク要因

 

 

・筋肉量

 

(筋肉量の低下によって転倒リスクが高まり、骨折する可能性が高くなります)

 

 

・骨量(骨密度)

 

(骨量は加齢により減少しますが、特に女性では、加齢変化に加えて閉経によって、骨量が減少します)

 

 

 

◯骨を強くする栄養素

 

 

 

・カルシウム(骨の主成分)

 

食品例(しらす干し、牛乳、豆腐、小松菜)

 

骨粗鬆症の人の推奨例 700〜800mg 牛乳なら600ml〜700ml )

 

 

 

・ビタミンD(カルシウムの吸収を助ける)

 

食品例(さけ、さば、干しシイタケ、卵)

 

 

 

・ビタミンK(骨を作る働きを促す)

 

食品例(納豆、小松菜、油揚げ、ほうれん草)

 

 

 

・タンパク質(骨のコラーゲン材料)

 

食品例(大豆製品、卵、肉)

 

 

 

 

◯骨を弱くする栄養素

 

 

 

・塩分(取りすぎると、カルシウムの利用効率が悪くなります)

 

 

・リン(加工食品に含まれるリンは、カルシウムの吸収を妨げます)

 

 

・アルコール(カルシウムの吸収を悪くして、ビタミンDの働きも抑えます)

 

 

・ニコチン(たばこ)(カルシウムの吸収を悪くします)

 

 

 

 

 

 

 

漢方相談スガヌマ薬局で取り扱っているカルシウムやミネラル

 

 

 

 

・ボンエナCa

 

 

 

特徴

 

人の骨の組成に近い精製牛骨粉と、骨基質を構成しているコラーゲンの生成に必要なビタミンCを配合した、吸収性の良いカルシウム剤です。

2包中にカルシウム600mgとビタミンC100mgが含まれており、骨歯の発育を促進し、妊娠授乳期の骨歯の脆弱化(ぜいじゃくか)を防ぎます。

また、その他のミネラルとしてリン約270mg、マグネシウム約60mgを含有します。

携帯に便利なスティックタイプ。

 

 

 

効能・効果

 

●次の場合の骨歯の発育促進:虚弱体質、腺病質

●妊娠授乳婦の骨歯の脆弱防止

 

 

 

成分・分量

 

2包(3,200mg)中

精製牛骨粉・・・・・・・・・・2,000mg

アスコルビン酸・・・・・・・・100mg

(ビタミンC)

 

添加物として、D-マンニトール、クエン酸、ヒドロキシプロピルセルロース、香料、エチルセルロース、エリスリトール、グリチルリチン酸2K、炭酸Mg、含水二酸化ケイ素、レモン油を含有します。

 

 

 

 

 

 

・カルマジン

 

 

 

 

特徴

 

 

カルシウム不足をサポート!

カルシウムとマグネシウムが2:1で含まれるドロマイト配合。

カルシウムの吸収を促進するCPP配合。

亜鉛、セレンも加えた新時代ミネラルサプリメント!

 

 

内容成分および含有量

21粒中に

カルシウム・・・・・ 600mg

マグネシウム・・・ 300mg

亜鉛・・・・・・ 7.5mg

セレン・・・・・ 50μg

ビール酵母・・・・・ 400mg

カゼインホスホペプチド・・・・・ 90mg

 

 

 

 

 

 

 

・洋輝望

 

 

特徴

 

身体の96%はタンパク質、炭水化物、脂肪、ビタミンで構成されており、残り4%のミネラルが無ければ体は動きません。

タンパク質やビタミンと微妙に反応して、身体の発育、代謝、生理作用のコントロールなど、人体を健康的に発育させ、生命を維持します。

癌、心臓病、脳卒中などの生活習慣病は「食源病」と言われ、特に食事が偏りがちな方、ダイエット中の方、体調不良な方、デリケートな身体の方、体力に自信のない方には不可欠なミネラルです。

身体の奥深く細胞に直接浸透し、NK細胞を活性化させ、免疫のバランスを整えるのに海洋ミネラル結晶は効力を発揮します。

 

 

 

成分・分量

 

 

8粒(2984mg)当たり

 

エネルギー・・・・・6.59kcal

たんぱく質・・・・・0.039g

脂質・・・・・0.083g

炭水化物・・・・・1.16g

ナトリウム・・・・・71mg

カルシウム・・・・・ 266mg

マグネシウム・・・・・ 143mg

カリウム・・・・・59mg

亜鉛・・・・・・ 836㎍

リン・・・・・62.4㎍

マンガン・・・・・16.1㎍

セレン・・・・・ 1.9㎍

鉄・・・・・ 1.4㎍

銅・・・・・0.2㎍

ヨウ素・・・・・0.004㎍

クロム・・・・・ 0.004㎍

 

 

 

カルシウムやミネラルは、骨粗鬆症だけでなく、アトピー性皮膚炎や不妊症にもとても大切です。

 

 

 

牛乳はアレルゲンになったりすることもあります。

 

 

 

効果的にカルシウムを取る方法は、漢方相談スガヌマ薬局店頭にて薬剤師にお気軽にお尋ねください。

 

 

 

 

 

 

 

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緑内障とドライアイの漢方薬を勉強しました。

 

 

国医大師 瘳品正先生と懇親会でお話しました。最後に握手させていただきました。とても感動しました。今後も健康漢方相談がんばります。

 

 

 

 

こんにちは。漢方薬剤師の菅沼真一郎です。

 

 

 

 

2019年9月14日東京で開催された中医五官病専門講座(眼科)に行ってまいりました。

 

 

 

 

全国から多くの漢方薬局の先生方が参加しました。

 

 

日本全国から中医薬研究会の先生方がたくさんおいでになって盛況でした。

 

 

 

 

今回は特に、なかなか良くならないドライアイと症状が安定しない緑内障の漢方薬について勉強しました。

 

 

 

目の病気は病院の治療と漢方の併用でよくなると思いました。

 

 

 

 

西洋の病院の点眼薬でよくならない症状を、目だけでなく全身症状の改善から漢方薬を処方してよくなる例も勉強しました。

 

 

 

 

点眼薬でよくならないお客様に目からウロコの漢方薬の出し方がよくわかってとても良かったです。

 

 

 

 

*講演中の詳しい漢方薬については、漢方相談スガヌマ薬局店頭にてお尋ねください。

 

 

 

 

 

 

ドライアイの中医学的治療

 

 

成都中医薬大学眼科学院 路 雪婧 教授

 

ドライアイは一般的は、涙が足りないだけと考えられているが、それだけではない。簡単なものなら目薬だけでよくなります。目薬だけでよくならない時に漢方薬が必要になります。

 

 

 

ドライアイは中医学的には、燥症に分類されます。

 

 

 

目の乾きだけでなく、眼精疲労、視力低下や目の赤みも漢方的にはドライアイの原因からと考えられる場合があります。

 

 

 

涙は津液の一部です。目は肝臓の窓口、涙は肝臓の津液と考えられます。

 

 

 

漢方的には 肝 だけでなく 腎 脾 肺 に関係しています。

 

 

 

最近は スマホやパソコンの使いすぎによるドライアイが多いです。

 

 

 

糖尿病や膠原病などによる目の渇きもあります。

 

 

 

糖尿病 高血圧 うつ病の薬の副作用からドライアイがおきることもあります。

 

 

 

 

 

ドライアイの3つの証

 

 

1  肺飲不足症(一番多い)

 

 

2 陰虚フ湿症

 

 

3  肝腎陰虚症

 

 

 

 

ドライアイは、補陰が基本ですが、ストレスによる肝鬱のようなドライアイが無視できなくなっています。

 

 

その場合は、疎肝理気の漢方薬も必要です。

 

 

 

冷え性のある時は、補陽の漢方薬も必要です。

 

 

 

ドライアイの時は便秘があれば、便秘の改善、睡眠が良くなければ睡眠の質を改善することがドライアイの改善につながることがあります。

 

 

 

脾胃湿熱症など胃腸の状態によっては健脾利湿の漢方薬を多目にした方がいい

 

 

 

 

よく使われる代表生薬

 

 

 

枸杞子(くこし)

 

石決明(せきけつめい)

 

黄精(おうせい)

 

菊花(きっか)

 

 

 

緑内障の治療における中医薬の役割

 

 

 

成都中医薬大学付属病院 李 翔 教授

 

 

 

緑内障は、失明の原因の第2位です。

 

 

緑内障は、視神経が萎縮、視野欠損が特徴です。

 

 

 

緑内障の原因は、眼圧の上昇による視神経への血液循環不全です。

 

 

 

眼圧が高くなるメカニズムは、房水循環障害です。

 

 

 

緑内障の治療は、眼圧をさげて、良好な血液循環をして、視神経機能を保全することです。

 

 

中医薬は、眼圧をさげることは、得意分野ではありません。

 

 

 

 

緑内障の中医学的役割は、視神経機能を保護することです。

 

 

 

 

中医薬治療

 

 

活血化瘀 利水降圧 滋補肝腎

 

 

 

眼圧降下後に使われる漢方薬の例

 

 

逍遥顆粒(しょうようかりゅう)

 

 

加味逍遙散(かみしょうようさん)

 

 

竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)

 

 

黄連温胆湯(おうれんうんたんとう)

 

 

杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)

 

 

金匱腎気丸(きんきじんきがん)

 

 

知柏地黄丸(ちばくじおうがん)

 

 

 

 

病院の研究では、補腎活血法が視神経の保護によい効果があります。

 

 

 

 

使われる漢方薬の例

 

 

杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)

 

 

冠元顆粒(かんげんかりゅう)

 

 

 

 

眼病診療における中医眼科の特色と長所

 

 

 

成都中医薬大学 国医大師 瘳品正(りょうひんせい) 教授

 

 

 

 

中医薬では、目を目の部分だけ、眼科だけという局所をみるのではなく、全身症状をみていくことが大切です。

 

 

 

 

 

現代の中医薬治療では、西洋の眼底検査、視機能検査などを利用して、その結果を参考にしています。

 

 

中医眼科では、五輪弁証を使っています。

 

 

弁証は外障と内障にわかれます。

 

 

現在のメインの研究は内障病変です。

 

 

 

 

症例

 

 

ものもらい(眼瞼炎)

 

 

繰り返すものもらいが、漢方薬を使って再発しなくなりました。

 

 

 

 

高度近視、眼底黄斑に出血

 

 

通常の止血などは使わないで、胃腸の調子をよくする漢方薬で出血がとまって、視力も正常にもどりました。

 

 

 

 

 

緑内障(両目開放隅角緑内障)

 

 

緑内障の眼圧を下げる薬を併用して、補益肝腎・活血利水の漢方薬をつかって、眼圧が安定して、緑内障の進行がとまりました。

 

 

 

 

 

網膜分枝静脈閉塞症

 

 

養肝そく風、去痰除湿、化瘀通絡の漢方薬を使って症状が安定した。

 

 

 

 

糖尿病網膜症

 

益気養陰、補益肝腎、通楽明目の漢方薬を使って、症状が安定した。

 

 

 

 

中医薬療法と西洋医学治療療法の併用がよい例

 

 

糖尿病網膜症

 

 

緑内障

 

 

西洋の医学で現在有効な治療法のない病気は中医薬の使用がよい。

 

 

眼底病

 

西洋的に臨床検査で異常がないが、眼病の自覚症状が重い病気
(なかなかよくならない目のかゆみ)

 

 

 

 

 

 

最後に先生は、中医眼科と西洋医学眼科には、長所と短所があります。

 

 

伝統的な中医眼科と現代的な西洋医学眼科はお互いに協力して、共に臨床効果を高めて、より多くの患者さんの治療に役立つべきであるとまとめています。

 

 

私たちも漢方薬をお客様にお渡しするときに、西洋の治療をされているお客様は、処方内容をよく確認して、患者さんの状態がよくなるようにしようと思いました。

 

 

 

 

 

 

今回の勉強で、中医学の眼科の漢方薬の使い方がよくわかりました。これからも日々勉強してがんばります。

 

 

 

 

*講演中の詳しい漢方薬については、漢方相談スガヌマ薬局店頭にてお尋ねください。

 

 

 

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