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シミ・くすみの漢方的改善方法

 

 

こんにちは。夏は紫外線が強くなってきました。

しみ・くすみの漢方的改善方法についてまとめました。

 

肌の色の悩み
シミ=余分な色素(塊)
くすみ=余分な色素(拡がり)or皮膚色

 

 

 

シミ=余分な色素の正体は?

皮膚の色=メラニン色素とは、

<紫外線=皮膚を損傷するキケンな放射能>から

身を守る為、皮膚の中に作る「カーテン」
つまり「シミ」とは、紫外線の刺激がなくなっても、

不要な色素が作られ続けている

不要な(ゴミ)の片付けが進まず、いつまでも残っている部分

を言う

 

 

 

不要な色素による色は?
<メラニン色素の色=サンタン(日焼け)色>

全体的に色がつく(茶くすみ)こともあれば、
部分的に濃く色が残る(シミ)ことも

 

 

 

シミ・茶くすみの解消スピードをUPするには?
「血流」をよくすること
※ここで言う血流とは、血管の外や細胞の中の流れを含む
色素に加えて「肌の乾燥」「(夕方以降)疲れる」があれば「血」を増やして流れを良くする必要があります。

 

 

 

血流が滞るって?
<血流が滞っている人の特徴>
シミ・茶くすみ以外に、「肩こり」「手足(末端)の冷え」「月経痛や経血に塊が混じる」「頭痛」が起こりがち+舌や唇が、紫がかってきます。漢方ではこれを「瘀血(おけつ)」といいます。

 

この状態「瘀血(おけつ)」になっている人、今ものすごく多いです。

 

 

 

「内臓の弱点」のタイプ分け

 

その1:青みがかった色
「黒っぽい」顔色になっています。
内臓(とくに漢方で言う「腎」)が冷えているときや、うるおいが減っているとき

 

「黒っぽい」顔色を改善するには
・過労を避ける
・黒いもの、赤いものをよく噛んで食べる
・目を使い過ぎない(とくに夕方以降)

 

「黒っぽい」顔色+内臓の冷え、一緒に現れやすい症状

・気力がわかない
・おしっこが近い
・寒さがこたえる

 

 

<改善法>

・身体を冷やさない
・冷たいもの/生のものは摂らない
・身体を温めるものを摂る(薬膳)
・早起きして陽射しを背中に浴びる+早寝

 

 

「黒っぽい」顔色+うるおいの減少、一緒に現れやすい症状

・皮膚や目、髪などの乾燥
・疲れ
・足がほてる

 

 

<改善法>

・早寝
・かわき物(おせんべい・クッキーなど)やお酒、辛いものは控える
・とろみのあるもの(長いも・白きくらげなど)を摂る

 

その2:緑っぽくてツヤがない

「黄色っぽい」顔色になっています
内臓(とくに胃腸)が弱っているため、消化力が低下して皮膚をキレイに保つパワーや材料が作られません

 

「黄色っぽい」顔色を改善するには
・食べ過ぎない(1口30回以上よく噛む)
・冷たいもの/生のものは摂らない
・イヤなこと・我慢することをなるべく避ける/ものごとの受け止めかたの見直し(ストレス対策)

 

胃腸に負担をかけない生活が必要です
過労を避ける=パワーを使いきらない
早寝早起きで、自律神経を乱さないことも効果大

 

「老廃物」が血流を滞らせ、胃腸に負担をかけます
今の日本人は「食べ過ぎ」+「消化しにくいものが多い」(甘・辛・油)
胃腸で消化しきれなかったものは「老廃物」となります。
「老廃物」は血と結びついて、身体の各部で流れを悪くします。
限界まで消化の仕事をさせられると、胃腸の働きがどんどん低下し、

また次の老廃物が発生

 

 

これが「シミ」「くすみ」を発生させます!!

「老廃物」を生まない食事
穀類+根菜類:葉物野菜:動物性のもの
4~5割   4割   1~2割

今回取り上げた生活(飲食)を「1週間」試して変化をみて下さい。

シミ・くすみの漢方薬についてはご相談ください。体質を確認してお客様にあったものをお選びいたします。

 

全国実力薬局アトピー部門受賞

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不妊とアトピーの漢方薬のご相談ならスガヌマ薬局へ

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茨城県坂東市岩井4443

漢方相談スガヌマ薬局

電話 0297-35-0003

FAX 0297-35-2093

メール kanpou@suganuma-yakkyoku.com

リーキーガット改善がアトピー性皮膚炎改善の近道です

 

 

こんにちは。日本中医薬研究会でリーキーガットがアトピー性皮膚炎など皮膚病の原因になること、改善のための食養生について勉強しましたのでご報告します。

 

 

 

リーキーガット改善には食養生が大切です

 

◎リーキーガット (腸管壁浸漏症候群 )が 皮膚病の原因になることが多い

 

 

 

〇リーキーガットとは、小腸の微絨毛の隙間から本来は吸収されるべきでないものが血液中に取り込まれてしまう状態の小腸のことです。

 

 

〇リーキーガットの原因

 

 

 

○食べすぎ、飲み過ぎ、化学薬品、食物繊維不足、ストレス、睡眠不足

 

 

○下記のものの取り過ぎ

 

 

砂糖、加工食品、アルコール、食品添加物、カフェイン、トランス脂肪酸、抗生剤、鎮痛剤、ステロイド

 

 

 

〇リーキーガットの可能性がある症状

 

 

○腸の症状

 

 

便秘、下痢、 胸やけ 、膨満感、潰瘍性大腸炎、クローン病、過敏性腸症候群、掌蹠膿疱症

 

 

○皮膚の症候

 

 

アトピー性皮膚炎、乾癬、ニキビ、酒さ、じんましん、脂漏性湿疹、

 

 

 

〇皮膚病治療の3つのポイント

 

 

1.老廃物を作らない→胃腸の分別力の向上

 

 

2.毒を取り込まない→腸の拒絶力の向上

 

 

3.排毒できる→肝・腎・大腸の排毒力の向上

 

 

デトックスの75パーセントまでは便で出す

 

 

老廃物がうまく便や尿で排出されずに皮膚にでるのが、アトピー性皮膚炎など皮膚病

 

 

 

〇食べるのを避けるべきもの

 

 

○砂糖

 

 

○小麦粉

 

 

○薬(NSAIDs・抗生剤・ステロイド・制酸剤・ピル)

 

 

○アルコール

 

 

○カフェイン

 

 

○食品添加物

 

 

○辛いもの

 

 

○イースト菌

 

 

○乳製品

 

 

○加糖の清涼飲料水

 

 

○トランス脂肪酸とω6油

 

 

トランス脂肪酸(マーガリン、ショートニング)を食べない
プラスチックオイル( 可塑性のあるオイル) バターとかも含まれてしまう

 

 

オメガ6(ω6)の脂肪を取りすぎるとアレルギーになりやすい

 

 

ω‐3:ω‐6=1:2~4が理想のバランス
今の現代日本人 1:20~40

 

 

 

 

〇食べるとよい食材

 

 

○骨ごと煮込んだスープ

 

 

○発酵食品

 

 

○蒸したり茹でたりした野菜

 

 

○良い油(ω‐3・ω‐9)

 

 

○消化酵素

 

 

 

〇リーキーガットを改善する漢方薬や健康食品の例

 

 

①消化を良くする・・・・・昌三仙

 

 

②腸の炎症を改善・・・・・五行草・ω3油

 

 

③抗菌・抗真菌作用・・・・・五行草

 

 

④腸内細菌叢の改善・・・・・五行仙茶

 

 

⑤腸のバリア膜の修復・補強・・・・・紅サージ

 

 

⑥抗酸化作用・・・・・紅サージ

 

 

⑦免疫の暴走を鎮圧・・・・・シベリヤ霊芝・清営顆粒

 

 

⑧胃腸機能アップ・分別力アップ・・・・・健脾散

 

 

⑨腸の大掃除・・・・・清営顆粒

 

 

 

〇皮膚病改善の食生活

 

 

①一口30回噛む(唾液・断面積・脳の老化防止・転倒予防・肥満予防)

 

 

②口の中のものを、水分で流し込まない(食事中の水分の摂り方)

 

 

③胃の中は37℃キープ

 

 

④夕食~就寝は4時間空ける

 

 

⑤油の摂り方注意:ω‐3、ω‐6、ω‐9の使い分け

 

 

⑥トランス脂肪酸・乳製品・砂糖・小麦粉・お菓子・アルコール・嗜好品との付き合い方

 

 

⑦食事は美味しく楽しく

 

 

⑧便秘解消(微絨毛は毎日はがれます)

 

 

 

 

 

全国実力薬局アトピー部門受賞

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がま腫の漢方薬

がま腫ということで漢方相談を受けました。

参考画像
参考画像

 

がま腫でお悩みのS様は下記のようにおっしゃっていました。

 昨年の末に、口腔外科でがま腫を摘出しましたが わずか一ヶ月くらいで再発して、昨日がま腫を切りました 何度も再発しやすいらしく、今度できたら舌下腺を切らなきゃいけない んです。 その前にできることはないかと思い漢方薬に辿りつきました。 がま腫の他に手足の冷えと体の疲れがとれない、頻尿(量は少ない) 便秘で甘いものを好みます。 肩こり、腰痛もあります。

 

がま腫とのことですが、 漢方的には

1.血の流れが悪く余分なものがたまる

2.唾液が多くたまる

3.通常は腫にならないのに免疫の 乱れで腫になる

という3つの要因がからみあって おきる可能性が あると考えられます。

したがって漢方的治療方針としては

1.活血する(血の流れをよくして 循環を高める(冷え性や肩こりや便秘も改善される例が多いです)

2.痰湿をとる(余分な水分(唾 液)を減らす)

3.免疫調整をする(免疫の乱れを 改善する)

 

という3点から漢方薬をご提案いたしました。

養生法としては、血流や循環改善、痰湿をとるために下記の3点をお話しました。

1.半身浴

2.こまめにとる水分の取り方

3.食事は脂っこいものや塩分の多いものをさけること、冷たいものはさけ、生野菜は温野菜に変えるなどすること

 

服用して3ヶ月たちますが再発はしていないとのこと。とてもうれしいことです。

 

担当薬剤師菅沼真一郎より

 

 

 

 

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寒冷じんましんがよくなりました。

寒冷蕁麻疹11月におみえになったI様、毎年冬にじんましんが悪化してひどくなるとご相談においでになりました。11月になって寒い日がつづくと首筋や脇の下にかゆみがあるじんましんがでるとのことでした。寒冷じんましんではないかとおっしゃって、冷えると悪化するとのことでした。体を温める漢方薬とじんましんは免疫の過剰反応によるものなのでそれを改善する漢方薬を飲んでいただきました。

 

12月に一ヶ月服用してご来店いただいたときは、じんましんは、ひどいじんましんはでなくなって体も温まってきたとお喜びいただきました。今月(1月)にご来店いただいたときは、じんましんもでなくなってきて、脇の下のじんましん跡もだいぶよくなってきたけど、首筋の跡はまだあるとのことでした。

 

皮膚は入れ替わるにの28日周期ですが、奥の部分まで入れ替わるためには、時間がかかることを説明して、じんましんがおきなければだんだん皮膚の代謝(入れ替わり)が進んでよくなることをお話しました。まずは脇の下の跡だけでもよくなってよかったです。養生法としてかゆみがひどいときは温めすぎるとかゆみがますことがありますが、今はかゆみがないので半身浴をおこなって代謝をよくすることをお話しました。

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