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大阪で最新の不妊治療と不妊漢方の勉強をしました。

 

 

 

 

こんにちは。漢方薬剤師の菅沼真一郎です。

 

 

 

2019年6月9日(日)10時から15時30分まで新大阪の東洋医療専門学校でおこなわれた第48回子宝カウンセラーの会で不妊治療の勉強をしてきました。

 

 

 

最新の西洋の不妊治療と漢方治療の勉強をするととても刺激になります。

 

 

 

今回は、ストレスや冷え対策としての特に温灸の重要性を学びました。

 

 

 

不妊治療のお客様に積極的に温灸をおすすめしようと思います。

 

 

 

 

 

◎胚移植に向けて鍼灸、温灸及び漢方、サプリで妊娠率をあげる

 

 

 

 

医学博士 ショウキ先生から、胚移植の妊娠率を上げるための漢方と不妊治療の最新情報についてお聞きました。

 

 

 

 

舌診(不妊患者様の多くみられる舌の特徴)

 

 

・白苔、歯型がみられて、冷えがあることが多い。

 

 

・紫色の瘀血がみられることが多い。

 

 

 

小健中湯と松康仙

 

 

・移植時にホルモン補充方法で内膜が7mm以上で移植可能とされています。

 

ホルモン補充方法で厚くならない場合は、レトロゾールを使って厚くなる方もいます。

 

 

・42歳の方で内膜が薄い方の小健中湯、ショウキT–1、松康仙を3月から服用したら、6月に自然妊娠陽性になりました。

 

 

・小健中湯と抑肝散は、自律神経失調で不安がある時に使います。

 

 

・小健中湯は体を温めて血のめぐりを良くするので、精神安定作用があります。

 

 

・小健中湯は緊張、ストレス、胃腸が弱い、心身疲れ気味の方に使われています。

 

 

・小健中湯と松康泉を併用するとより精神が安定して妊娠している人が多いです。

 

 

 

 

温灸

 

 

・子宮や卵巣は冷えのダメージを非常に受けやすい器官です。

 

 

・体温は自律神経やホルモンのバランスが密接に関係しているので、体温を上げることは非常に大切なことです。

 

 

・温灸を使うことによって、冷えの改善や精神の安定によい結果が得られていることが多いです。

 

 

・温灸はよもぎをつかうことによって温熱療法にはない効果があります。

 

 

・温灸は妊娠三穴が基本です。

 

 

・温灸は週3回以上で効果があります。

 

 

 

 

温灸は、今日ご講演された日本国際中医薬振興会指定国際薬膳師早川先生、イズミ薬局・香風堂女性専科 三浦亜希子先生、橋下実沙樹先生からも温灸が妊活のよいというお話をお聞きしました。

 

 

英ウィメンズクリニックサプリメントサポートセンター長の発表

 

 

ショウキT–1

 

 

英ウィメンズクリニックサプリメントセンター長山口先生から英ウィメンズクリニックの不妊治療の患者様にショウキT–1エキスを用いた胚盤胞取得および妊娠までの年齢別引用期間の比較検討(2017年1月〜2018年12月 726例)について発表がありました。

 

 

 

英ウィメンズクリニックでは、ショウキT–1を服用された不妊治療の患者様の方が、どの年列でも優位に胚盤胞取得率および妊娠率が高いという内容でした。

 

 

 

(詳しい発表データについては漢方相談スガヌマ薬局にてお尋ねください)

 

 

 

 

 

最新の不妊治療と男性不妊治療

 

 

 

日本で1番妊娠数の多い神戸の英ウィメンズクリニック院長の苔口昭次先生から「不妊治療の最新の話題と男性不妊について」ご講演をお聞きしました。

 

 

 

 

40歳から体外受精をはじめたなら英ウィメンズクリニックでは2人に1人が赤ちゃんが授かれます。

 

 

41歳からは妊娠率が低下します。40歳の方は早めに不妊治療(体外受精)を開始した方がいいとおっしゃっていました。

 

 

今は不妊治療はデュアル(2つの方法)治療が多く使われるようになってきたそうです。

 

 

糖尿病など基礎疾患のある方の不妊治療とよい受精卵が取れても着床しない場合の対応についてもとても勉強になるお話が聞けました。

 

 

男性不妊では、精索静脈瘤の手術が保険適応になったという話から、無精子症の患者様でも精索静脈瘤がある場合は手術が必要というお話しをお聞きました。

 

 

 

 

採卵のデュアル

 

 

 

・採卵を1周期に低温期だけでなく高温期にも採卵する方法

 

 

・ランダムスタート(低温期、高温期いつでも採卵をスタートする方法)

 

 

 

 

排卵方法のデュアル

 

 

・デュアルトリガー

 

排卵誘発のためにHCG注射(rHCG注射)と同時に点鼻薬(スプレキュア点鼻薬)を両方使用する

 

 

 

 

低圧新型採卵針

 

・17G–20Gの採卵針

 

・20Gの採卵針より17G–20Gの採卵針を使った方が変性卵の回収割合が優位に低下した。

 

 

基礎疾患のある方の不妊治療

 

 

糖尿病、甲状腺異常、心臓病、精神病、自己免疫疾患など基礎疾患がある方は妊娠する前にコントロールされていることによって、妊婦さんの死亡事故が防げる例をお話しされていました。

 

 

基礎疾患がある方は、不妊治療と同時に、基礎疾患の医師との連携を患者さんにしっかり伝えていく必要を感じました。

 

 

 

よい受精卵が取れても着床しない場合の対応

 

 

・エラテスト(着床の窓)

 

 

・子宮内フローラ

 

 

・みえない子宮内膜症の対応

 

二ヶ月間生理をとめてから、戻すとうまくいかない方が妊娠にいたる例がある(特にハッキリとはわからない子宮内膜症がある時に効果がある)

 

 

 

男性不妊

 

 

・男性不妊のデュアル

 

手術時にMESA精巣上体精子回収術とTESE精巣精子回収術を併用

 

 

・精索静脈瘤手術

 

手術による精子初見の改善度70パーセント。

 

自然妊娠率は20–50パーセントまで改善する。

 

無精子症の方でも精索静脈瘤のある方は手術した方がよい精子が取れるようになる。

 

 

 

・男性の妊娠適齢期

 

卵子を活性化する精子の能力(妊娠能力)は35〜40才を境に低下する(獨協大学医科大学 岡田弘教授実施)

 

精子数:35才から毎年1.71%減少

 

精子の奇形率:41才から毎年0.84%増加

 

精子の運動率:44才から運動率は落ちる

 

(2014年3月12日日経トレンディ5081人)

 

 

講演中の英ウィメンズクリニック院長 苔口 昭次 先生

 

 

最後に苔口先生は、むずかしい場合でも(患者さんが諦めない限り)絶対に諦めないということをおっしゃっていました。

 

私も患者さんが絶対妊娠すると思って、これからも患者さんに寄り添っていこうと思います。

 

 

英ウィメンズクリニックの待合室は、ホテルのロビーのように落ち着く雰囲気

 

 

英ウィメンズクリニックについて

 

 

英ウィメンズクリニックは私が二回研修したすばらしい不妊治療クリニックです。研修の様子は下記の研修報告をご覧ください。

 

 

 

1回目の研修の様子はこちらをクリックしてください。

 

 

 

 

2回目の研修の様子はこちらをクリックしてください。

 

 

 

漢方やサプリメントも積極的に使って妊娠率をあげている病院です。詳しくは下記のご講演ごご覧ください。

 

 

 

英ウィメンズクリニック部長の土倉陽子先生のご講演はこちらをクリックしてください。

 

 

 

 

 

2018年全国実力薬局
子宝部門
スガヌマ薬局受賞

 

 

不妊とアトピーの漢方薬なら

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日本中医薬研究会全国大会で漢方薬の研修しました

 
 
 

                          

こんにちは。漢方薬剤師の菅沼真一郎です。

 

2019年4月7日にザ・プリンスパークタワーで開催された世界中医薬学会連合会アジア太平洋地域中医薬サミット、日本中医薬研究会第15回全国大会に漢方薬の勉強にいってきました。

 

 

 

たくさんの公演をお聞きしました。

 

今回は、不妊治療と皮膚治療の漢方薬を中心に勉強しました。

 

ポイントとしては、不妊症でも皮膚病でも以前よりストレスによる影響が大きくなっているということです。

 

ストレス軽減は、漢方薬の得意とする分野です。

 

ストレス軽減のための漢方薬はたくさんの種類があります。

 

お一人お一人の症状にあった漢方薬をお渡しすればとても効果があります。

 

お客様のお悩みの改善のために、今回学んだ漢方治療を生かしていきたいと思います。

 

個々の症例の漢方薬については、漢方相談スガヌマ薬局にてお尋ねください。

 

下記に印象にのこったご講演について、感想を記載いたします。

                          

 

 

   

PCOSの生殖代謝に対す中西医結合対策(黒竜江中医学会呉 効科先生)

 

 

PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の治療に中国漢方と西洋の治療を併用して妊娠をよりよくする方法を学びました。

 

 

 

症例ではクロミッドに加えてベルベリンの併用投与による妊娠率がアップしているようです。

 

 

 

精神状態と排卵の関係について、マウスの実験結果でストレスによる排卵障害の悪化がみられているという論文発表がありました。

 

 

PCOSの排卵障害の改善のためにストレス軽減の漢方薬を使うことの大切さがわかりました。

 

 

 

 

更年期障害における中医学治療の新思考(陝西中医薬大学 賀 豊傑先生)

 

 

更年期障害においては陽を補うより陰を補うことの方が重要ということがわかりました。漢方薬は補腎陰を中心に考えていきたいと思います。

 

 

 

 

 卵巣予備能機能低下に対する臨床治療方策(湖南中医薬大学 尤 昭玲先生)

 

 

卵巣予備機能の低下の改善のためのポイント

 

1 卵巣と子宮を暖かくする

 

2 ストレスを減らす

 

卵子の状況の改善と内膜の状況の改善による着床して妊娠継続させるための漢方的治療が重要です。

 

 

体外受精の場合の時に耳つぼも効果があることがわかりました。

 

卵巣予備機能低下でなかなか妊娠しにくい患者さんの場合は耳つぼに温灸することもすすめてみようと思いました。

 

 

 

青主女科・調経」に用いる方薬の特徴の解析(shulan College of Chinese Medicine UK 湯 淑蘭先生)

 

 

生理周期の乱れに対して疎肝が大切ということを先生は強調されていました。

 

疎肝は簡単にいうとストレス軽減ということです。

 

生理周期の乱れのあるお客様に、いままで以上にストレスがあるかどうかを確認していきたいと思います。

 

 

 

 

 

子宮腺筋症をもつ高齢不妊症例(日本中医薬研究会 越鳥漢方薬局 越嶋 実知代先生)

 

 

 

子宮腺筋症を改善して妊娠に導くためには骨盤内の炎症を抑えることが必要です。

 

症例では、子宮腺筋症の改善に伴って生理痛の改善がみられています。

 

基礎体温表をみると漢方薬を飲んで炎症傾向が減って、高かった低温期の基礎体温が下がって二層になってきたことがみられました。

 

子宮腺筋症の方には、より炎症を抑えることを考えて漢方薬をお渡ししようと思います。

 

 

 

 

不妊症における周期療法の応用(東京医科歯科大学総合診療科 別府 正志先生)

 

 

 

日本の西洋の病院でも私が中国の夏先生から学んだ周期療法を利用して漢方処方をつかっている先生の発表を聞くことができました。

 

エストロゲンは陰のホルモン、プロゲステロンは陽のホルモンと考えられるという西洋の薬を漢方的な陰陽の概念でのお話をきくことができて、とても良かったです。

 

 

 

 

中医学の「陽」に基づいた婦人科腫瘍の弁証論治の研究(黒竜江中医薬大学  韓 凰娟先生 )

 

体質改善しないと子宮筋腫を切除しても再びおきます。

 

子宮筋腫は、腫瘍の良性のものですが、腫瘍の始まりと考えられています。

 

従って、定期的に筋腫の検査をして悪性になるのを早期発見することが大切です。

 

今回の発表を聞いて、陰が充実すると固まってしまうから陽を補うことが腫瘍の改善には必要なことがわかりました。

 

今までは、免疫と瘀血を中心に腫瘍の漢方薬を考えていましたが、これからは、陽(あたためる)漢方薬も考えていきたいと思いいます。

 

 

 

 

新時代における中医薬の役割ー「補腎活血」の応用を中心に(国医大師 張 大寧先生)

 

 

  先生は「補腎活血法 疾患治療、予防養生、健康長寿の基本原則である。」と強調されていました。

 

補腎、活血の漢方薬は、すべての患者さんに漢方薬をお渡しするときに考慮していこうと思います。

 

 

 

 

アトピー性皮膚炎の中医学診療及び研究(広東省中医医院教授 陳 達傑先生)

 

 

アトピー性皮膚炎の原因と症状について勉強しました。

 

アトピー性皮膚炎は脾虚運化機能の失調によって起きるのが根本原因だと考えられるそうです。

 

今あるアトピー性皮膚炎の症状をおさえる漢方薬だけでなく、胃腸の状態、特に、子供の場合は考慮していこうと思いました

 

 

 

勉強が終わって会場から出たとこにある東京タワーは桜がきれいで癒されました。

 

明日の研修もがんばります。

 

明日の研修内容はこちらのブログをご覧ください(クリック)

 

 

2018年全国実力薬局漢方相談部門受賞 スガヌマ薬局

 

 

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ショウキT-1を不妊治療の英ウィメンズクリニックでも使用

 

 

こんにちは。

 

漢方薬剤師の菅沼真一郎です。

 

日本で1番妊娠数の多い神戸の英ウィメンズクリニックに不妊治療の勉強に行って参りました。

 

漢方相談スガヌマ薬局でも子宝のお客様に使っているタンポポ茶ショウキT-1を英ウィメンズクリニックでも使用していました。

 

漢方外来をおこなっている医学博士邵輝(しょうき)先生にお聞きしたところ、ショウキT-1だけでなく、患者さんの体質にあわせた漢方薬やサプリメントを併用しているとのことでした。

 

そのコツもお聞きしてきました。詳しい組み合わせについては、当薬局にてお尋ねくださいね。

 

英ウィメンズクリニックの入り口

 

私は英ウィメンズクリニックでの研修は2回目です。15人くらいで研修を受けたのですが、2回目の研修は私だけでした。

 

一回目の研修の様子はこちらをクリックしてください。

 

 

 

研修では、ショウキ先生と英ウィメンズクリニックナンバー1の培養土さんが培養室を案内してくださってお話を聞くことができました。

 

 

英ウィメンズクリニック概要

 

待合室は、ホテルのロビーのように落ち着く雰囲気

 

1年間に体外受精約5000件、

 

医師は28名、培養土は33名もいるそうです。

 

日本最大規模の不妊治療クリニックだと思います。

 

ビルの2F、4F、7F、8Fにクリニックは入っています。

 

医師や培養土が妊娠率を毎日確認しながら、仕事をされていました。

 

 

常に数字と戦うことによって日々緊張感のある業務をおこなっていました。

 

 

日本でもっとも妊娠率が高い不妊クリニックと言われる所以です。

 

 

 

男性不妊

 

婦人科だけでなく、妊娠率を高めるために、英メンズクリニックを併設して、男性不妊外来も始めたそうです。

 

英メンズクリニックの入り口

 

男性不妊専門の泌尿器科医が3名いて、外来やオペをおこなっていました。

 

無精子症の場合、睾丸を切除して、精子を取り出して処置します。

 

オペ室は、培養室に隣接していて、可能な限り迅速に精子を卵子に受精できるようにしていました。

 

培養室の中は残念ながら撮影禁止です。

 

培養室

 

培養室や卵子や受精卵を扱う部屋は、照明を抑えて、光の影響を受けないように細心の気配りをされていました。

 

顕微授精(ICSI)もpiezoICSI(*1)IMSI(*2)も導入されていて、可能な限りよい精子、卵子に負荷をかけることなく受精させるためにおこなっていました。

 

採卵の時の排卵誘発方法は、AMHや年齢を参考にして、自然周期でおこなうか、低刺激法でおこなうか、刺激しておこなうかを一人一人の患者さんに合わせて最適な方法をおこなっていました。

 

着床の窓のエラ検査など、最新の検査もすぐに取り入れて実施していました。

 

 

サプリメントサポートセンター

 

院内にあるサプリメントサポートセンター ショウキT-1がみえます

 

サプリメントも積極的に取り入れていてサプリメントセンターも院内にありました。

 

 

漢方外来

 

漢方外来は、不妊治療で有名な医学博士ショウキ先生がおこなっていました。

 

毎日予約で一杯だそうです。

 

治療のために、鍼灸や温灸もおこなっていました。

 

鍼灸も取り入れていて、温灸もおこなわれています。

 

不妊で悩むカップルのために最高の医療を提供しようという姿勢がヒシヒシと感じました。

 

 

培養士さんの一言

 

最後に培養士さんが「私たちは、患者さんの妊娠率をあげるために日々、一緒に働いてる培養士達と切磋琢磨しています」とお話しされていたのが印象的でした。

 

培養室の入り口にて医学博士ショウキ先生と一緒に撮影。ショウキ先生に漢方不妊治療についていろいろお聞きしました。

 

今回、指導してくださったショウキ先生、培養士さんにとても感謝しています。大変勉強になりました。ありがとうございました。

 

私も不妊で悩むお客様のために、妊娠率を高めるために日々勉強して、お客様にもっとも適した漢方薬やサプリメント、温灸法、健康法をご提案していきたいと思います。

 

 

 

*1 piezoICSI(ピエゾICSI)

 

顕微授精の際に、精子を入れる針の先に超音波の振動装置をつけて、卵胞の膜を破ります。

 

この方法では、精子を送り込むときも細胞質を吸引する必要がありません。

 

よって細胞の中の組織の損傷を免れます。

 

ピエゾICSIでは卵子にかける負担を減らすことができるので、

 

顕微授精で変性してしまう卵子が多い方の正常受精率がUPするそうです。

 

 

*2 IMSI(イムジー)

 

通常の顕微授精を行う際、精子の選別は顕微鏡400倍下で行いますが、顕微鏡 400倍下の観察で形態良好な精子であっても、通常の倍率では確認できない形態の違いを持つ精子もあります。

 

IMSI とは、1000倍以上での精子観察を可能とした専用の顕微鏡を用いることで、精子の頭部の状態などをより詳細に観察し、より良い形態の精子を顕微授精に用いる治療方法のことだそうです。

 

 

 

 

2018年全国実力薬局
子宝部門
スガヌマ薬局受賞

 

 

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大阪の子宝カウンセラーの会に不妊治療の勉強に行って来ました。

 

 

 

 

こんにちは。漢方薬剤師の菅沼真一郎です。

 

2018年12月9日(日)大阪 東洋医療専門学校でおこなわれた第46回子宝カウンセラーの会に不妊治療の勉強会に参加してきました。

 

邵 輝先生に講演後、不妊治療についてお聞きしました

 

 

妊娠とストレス、妊娠とサプリメントの関係について、とても勉強になりました。

 

不妊治療中のお客様のために、ストレスを減らしたり、足りないサプリメントを補うことは重要です。

 

今回勉強したストレス軽減する漢方薬やサプリメントを使って、多くの方を妊娠、出産に導けるように頑張ります。

 

 

◎不妊治療とストレス

 

第1部 医学博士 邵 輝(しょうき)先生から、反復移植失敗患者の漢方と治療の最新情報についてお聞きました。

 

講演中のショウキ先生

 

 

ショウキ先生は、繰り返し体外受精における胚移植が失敗する患者さんは、ストレスが多い人が多いとのお話しをされていました。

 

ストレス軽減には、松康泉と抑肝散を合わせて使うといいとのことです。

 

ストレス軽減は、中国の不妊治療の第1人者である国医大師の夏先生も心腎子宮学説(よい卵子をつくるためには心と腎を漢方薬を使って補うことが大切)を唱えています。

 

私も不妊治療で悩むお客様のストレスを減らして、妊娠していただけるように、日々、漢方カウンセリングをしています。

 

 

◎不妊治療に必要な栄養素

 

第2部 英ウィメンズクリニック部長の十倉陽子先生からは、体外受精の患者さんにサプリメントを使うことがとても大切だというお話しをお聞きしました。

 

英ウィメンズクリニック部長 十倉陽子先生

 

働く女性が増えて、ストレスが増えて、食事もバランスよく食べるは難しくなっているそうです。

 

食生活を確認したり、検査したりして、足りない栄養素をサプリメントで補うことが大切だそうです。

 

 

妊娠に必要なサプリメント

 

1 葉酸

 

2 ビタミンD

 

3 亜鉛

 

4 イノシトール

 

5 コエンザイムQ10

 

6 ラクトフィリン

 

7  メラトニン

 

8  DHEA

 

 

 

 

私も不妊で悩むお客様のお話をよく聞いて、食生活や体調を確認して、必要な栄養素を補うようにお話ししていこうと思います。

 

 

◎不妊治療と温灸

 

第3部 1 メディカルサロン M 岐阜漢方センター  高橋産婦人科鍼灸院天使の産声 薬剤師 鍼灸師 野崎利晃先生から、不妊治療に使うツボをお聞きしました。

 

野崎利晃先生

 

不妊治療には、妊娠三穴(神闕(しんけつ)、関元(かんげん)、気衝(きしょう))に鍼灸をすると妊娠率があがるそうです。

 

先生は、毎日、通院はできないので、三闕に温灸をしていただいているそうです。

 

妊娠三穴(神闕(しんけつ)、関元(かんげん)、気衝(きしょう))

 

私もお客様にこれからは、温灸をご紹介していこうと思いました。

 

 

 

◎不妊治療とショウキTー1と松康泉

 

第3部2   英ウィメンズクリニックサプリメントセンター長 山口庸仁先生から、

 

ショウキTー1エキスを用いた胚盤胞取得率及び妊娠率の年齢別比較検討についてお話しいただきました。

 

ショウキTー1を服用すると妊娠率が優位に向上するそうです。

 

英ウィメンズクリニックサプリメントセンター長 山口庸仁先生

 

男性不妊についてもお話しいただきました。

 

 

初期の流産の9割は、男性の精子の質が悪いようです。繰り返し初期流産をされる患者さんには、精子の質をあげることが大切です。

 

精子の質をあげるためには、松康泉を使うそうです。

 

松康泉を4ヶ月男性に飲んだら、今まで胚盤胞まで育たなかった方が胚盤胞まで育つようになって、妊娠、出産できた例もあるという例をお話しされていました。

 

 

 

そのほかにも第4部では、日本国際中医薬振興会指定国際薬膳師早川先生から薬膳のお話、橋下実沙樹先生からは、胃腸に効くツボ(陰陵泉(いんりょうせん)、足三里(あしさんり)、胃兪(いゆ))への温灸のお話をお聞きしました。

 

 

今回、子宝カウンセラーの会に参加して、漢方と不妊治療の勉強ができてとても良かったです。

 

今回学んだことを、これからの漢方カウンセリングに役立てていきたいと思います。不妊治療で悩む方のためにがんばります。

 

 

2018年全国実力薬局
子宝部門
スガヌマ薬局受賞

 

 

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不妊の原因は冷えと排泄にあった?!

 

 

 

 

第3回統合医療生殖学会で邵輝(しょうき)先生は、

 

不妊の原因は、冷えと排泄にあるを強調されていました。

 

冷え性と、尿がでにくくむくんだり、便秘になることは、不妊の大きな要因になります。

 

私も不妊治療のお客様に漢方薬をお渡しする上でとても参考になりました。

 

妊娠しやすい体つくりのためによりいっそう冷え性と便秘、むくみの改善にとりくみたいと思います。

 

スガヌマ薬局では、冷え性、便秘、むくみは漢方薬を服用されるとほぼ改善します。

 

漢方カウンセリングをして、その方にあった漢方薬をお渡しします。

 

ご本人がご来店の上、ご相談ください。お待ちしています。

 

 

 

 

邵輝(しょうき)先生のご講演

 

 

 

未妊の原因

 

・年齢(晩婚化)

 

・食生活の乱れ(コンビニ、夜遅い食事)

 

・冷え

 

 

 

どうして子どもが欲しいのですか?

 

・孫の顔を見せてあげたいから

 

・跡継ぎが必要だから

 

・姉妹には子どもがいるから

 

・親戚に言われるから

 

不妊はストレスがかかる要因が多いです。気分転換するといいです。

 

 

 

妊娠の精子、卵子

 

・精液所見が良いと精子の質が良いことが多い。

 

・卵子の質は年齢と相関する。

 

・年齢と精子の質は、卵子の質ほどは相関しない。

 

 

 

 

 

なぜ口に入れるものを見直さないといけないの?

 

卵子も精子も、私たちの身体の分身です。

 

○寝不足するとお肌があれますね。

 

○不摂生すると出来物ができますね。

 

○運動不足なご主人の精子は運動不足になりますね。

 

食事と運動が大切です。

 

 

 

食育はいつ始めますか?

 

・小学校に入ってから?

 

・幼稚園に入ってから?

 

・離乳食を始めてから?

 

食育ははやければ早いほどよいのです。

 

 

 

 

排卵するまで180日かかります

 

・1つの卵子が排卵するまで180日以上かかります。

 

・排卵するまでの生活が大切です。

 

・食事が卵をつくります。

 

 

 

 

 

排卵する卵のもとは生まれる前から

 

 

 

 

精子が出来るまでに72日

 

・精子ができるまで72日かかります。

 

・精子もつくられるまでの生活が大切です。

 

 

 

 

私たちの身体は口に入れたもので出来ています

 

・□チョコレート

 

・□アイスクリーム

 

・□ファーストフード

 

・□コンビニ食

 

・□牛乳

 

・□冷たいもの

 

これらは妊活ではできるだけとらないことが大切です。

 

 

 

薬も食品添加物も石油で出来ています

 

・口に入れるもののリスクを知ってください。

 

・当たり前のように口に入れているものを見直してください。

 

・解毒の方法を知ってください。

 

解毒は排泄にあります。便秘や尿の回数がすくないと解毒によくないです

 

 

 

妊活中の食生活

 

妊娠中の食生活

 

生まれから口に入れるものすべてが

 

次の世代に影響します!

 

生活に気をつけましょう

 

 

何を食べたらよいですか?

 

ま・・・豆

ご・・・胡麻

わ・・・わかめ

や・・・野菜

さ・・・魚

し・・・椎茸

い・・・芋

 

+良い動物性タンパク質

 

 

 

喫煙は妊娠率を下げます

 

・体外受精も、自然妊娠も、人工授精も妊娠率が半減します

 

・喫煙量を減らすだけでも精液所見は変わります

 

 

 

 

基礎体温の見方

 

1、まず低温期ですが、高すぎるのは良くない

 

2、排卵期、体温の落ち込み(谷)がある

 

3、高温期への移行はシャープな方が良い

 

4、高温期は36.7度あたりで10日以上

 

 

 

 

 

冷え性は不妊の原因

 

 

 

 

冷え性の原因は血虚

 

特に子宮や卵巣は冷えのダメージを非常に受けやすい器官なのです。

 

体温は自律神経やホルモンのバランスが密接に関係していますので、体温を上げることはとても大切なこと。

 

 

 

血虚とは

 

顔色が悪い

 

肌が荒れやすい

 

髪や爪が傷みやすい

 

こむら返りをよく起こす

 

月経量は少なく、ピンク色の粘膜のようなかたまりが混じる

 

動悸

 

眠りが浅く夢をよく見る

 

驚きやすい

 

不安感

 

 

 

 

女性は詰まる病気が多い

 

 

 

 

虚熱、蕨熱、水滞

 

・ウンチというゴミを出し、これもまたリンパ液が掃除しようとするのですが、急には掃除の量を増やせません。

 

・そのためリンパ液は流れにくくなり、同時に表を巡っている陽気も流れにくくなり、寒気(さむけ)を感じるのです。

 

のどだろうが関節だろうが、痛むのは流れがかなり悪い事をあらわしています。

 

素問に「通ざれば痛む」とあるように、流れなくなると痛むのです。

 

さらに毛穴という発汗穴はウンチでふさがれて外へも出にくくなります。そのため症状がでてくるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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総合医療生殖学会で漢方不妊治療の勉強をしました!

 

 

こんにちは。認定子宝カウンセラー・漢方薬剤師の菅沼真一郎です。

 

平成30年9月9日(日)に第3回総合医療生殖学会(第45回子宝カウンセラーの会)に不妊漢方治療の勉強にいってまいりました。

 

統合医療生殖学会は、漢方を勉強する医師や薬剤師、鍼灸師さんなど多くの医療関係者が参加する学会です。

 

最新の西洋の不妊治療、漢方治療の勉強になります。

 

今年もすばらしい講演をお聞きできました。

 

去年の第2回統合医療生殖学会では、僭越ながら私も講演いたしました。

 

あらためて去年講演できたことに感謝しています。

 

 

第2回統合医療生殖学会での講演報告はこちら

 

 

今回、第3回総合医療生殖学会(第45回子宝カウンセラーの会)に参加して、勉強できたことに感謝します。

とてもやる気も高まりました。

 

これからも不妊治療をしている方々、子宝で悩む方々のために、不妊漢方相談がんばります。

 

 

 

 

第1部 医学博士 邵輝(しょうき)先生

 

 

出産率の低下していますが、不妊治療の採卵件数は日本で1番多いクリニックである、英ウィメンズで1年間で7000人になりました。

 

不妊治療をするカップルは増えています。

 

どうして子供が欲しいのかという理由(例えば、両親のプレッシャーなど)がストレスになって、妊娠しにくくなっている。

 

カウンセリングによって心のケアをすることが大切です。

 

 

と邵輝(しょうき)先生はお話されて、妊活、妊娠中の食事の大切さ、食育のお話、漢方薬などのお話をお聞きしました。

 

心ケアと食事の大切さが漢方治療の効果を高めるために必要だと思いました。

 

 

 

 

第2部 みうらクリニック 院長 三浦直樹 先生

 

 

自分の親のガンをきっかけに、西洋医療の限界と矛盾を感じました。

 

みうらクリニックでは西洋的な治療だけでく鍼灸、マッサージ、漢方、健康食品などをつかって、患者さんの治療をしています。

 

治療は心の問題が大切です。

 

がんは治った人がいるので、大丈夫だよ~と心の緊張をとることが大切なので、初回のカウンセリングでは、心のケアを中心におこなっています。

 

カウンセリングでは、病気を治しましょうという言葉は使いません。

 

病気を治したいという言葉は、病気になっているということを前提としてしまうので、よくないと考えています。今よりもっと元気になろうとよく患者さんにお話しています。

 

よい薬を飲んでも、ストレスのある状態だと効かないことが多いと思います。

 

死因が老衰と診断された90歳、100歳の人を解剖するとガン細胞のある人は7から8割くらいあります。

 

がんがあっても最後まで元気でいられる方はたくさんいます。

 

がんの患者さんにお話して安心してもらっています。

 

がんの人は真面目なので自分で抱え込む人が多いです。

 

病気になった時は甘える事をするのがいいんですよとお話しています。

 

どうしても生きたい理由をもってもらうことが大切です。

 

がんがあっても幸せに生きていく考え方をもってもらえるようにカンセリングしています。

 

 

と心のケアの大切さをご講演では、お話されていました。

 

「奥様にいいたいのですが、食事の時に旦那さんやお子様に小言をいうのは、やめましょう。消化が悪くなって、健康に悪いですよ。」などとお話されて、ときおり会場が笑いに包まれる楽しい講演でした。

 

先生の医療に対する考え方にとても共感しました。

 

私も漢方相談おいでになったお客様に、漢方の効く身体作りとして、心の健康が大切だと思いました。

 

患者さんが前向きな気持ちになっていただくよう漢方カウンセリングをしていこうと思いました。

 

 

 

第3部 漢方の野崎薬局 薬剤師 野崎康弘先生

 

 

生きる「よろこび・しあわせ・ゆめ」をテーマに、自然薬と鍼灸による治療活動に励んでいます。

 

不妊症の原因として、最近、子宮内膜症(チョコレート嚢胞)が増えています。子宮内膜症は炎症が原因です。

 

炎症の原因として

 

1 神経性疲労による神経細胞が傷つくこと

 

2 運動性疲労による筋肉細胞が傷つくこと

 

3 感染性疲労による免疫細胞が傷つくこと

 

の3つの原因があります。

 

この3つの疲労を改善することが大切です。

 

そのために松節(しょうせつ)や温灸などをつかいます。

 

 

とお話しされて、具体的な症例もいくつかお話されていました。

 

子宝は身体を冷やさないことが大切と強調されていました。

 

私も不妊漢方は、冷えの改善が大切と考えいます。

 

とても共感のできるご講演でした。

 

 

第4部 症例パネルディスカッション

 

1 AMH1.9から待望の自然妊娠

 

2 胚移植に向けての鍼灸の意義

 

3 卵巣顆粒膜細胞増殖とホルモン受容体発現に及ぼす蒲公英の影響

 

4 ショウキTー1エキスを用いた胚盤胞取得および妊娠までの年齢別引用期間の比較検討

 

5 PCOS、橋本病を克服して自然妊娠

 

6 2人目ナチュラルでの妊娠報告症例

 

7 多発性子宮筋腫での自然妊娠

 

8 食生活の改善と温灸により自然妊娠

 

 

症例については、個人情報保護のため詳細は控えさせていただきますが、大変参考になる症例が多数発表されました。

 

漢方相談スガヌマ薬局では、AMHがひくい方の妊娠例、PCOS(多のう胞性卵巣)での妊娠例、子宮筋腫での妊娠例が多数ございます。

 

下記に代表例をご紹介いたします。低AMH、PCOS、子宮筋腫でお困りの方は、ぜひご相談にください。

 

 

体験談)AMH0.4でも出産できました。

 

 

(体験談)PCOSでも4年半ぶりに自然に生理がくるようになって妊娠しました。

 

 

(体験談)子宮筋腫で7年間不妊に悩んでいたけど妊娠しました。

 

 

 

第5部 温灸・カッサ講座 蔓育堂薬方 橋本実沙樹先生

 

 

肩こりのツボの説明がありました。下記のつぼを温灸で温めるといいそうです。

 

 

1 肩井(けんせい)

 

 

 

2 肩貞(けんてい)

 

 

 

3 曲垣(きょくえん)

 

 

 

 

 

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不妊専門ウィメンズクリニック本町藤野祐司先生ご講演

 

 

 

子宝カウンセラーの会の講演前は緊張感があります。

 

こんにちは。店長の漢方薬剤師の菅沼真一郎です。

 

平成30年6月10日子宝カウンセラーの会で不妊治療で有名なウィメンズクリニック本町の藤野祐司先生ご講演をお聞きしました。

 

All about ARTという題で、不妊治療全般から最新のERA(着床の窓)や着床前診断などのお話しをお聞きしました。ライフスタイル(下記に詳細を記載)やストレスが不妊に良くないというお話もとても興味深かったです。

 

私たちスガヌマ薬局でもカウンセリングを通じてライフスタイル(食事や運動)の改善をすると同時に、心を元気にすることを心がけています。

 

これからも不妊で悩むお客様の悩みや不安をよく聞いて心を元気にするようにがんばります。

 

ゆらぎ期の不妊治療

 

講演内容

 

 

晩婚化・高齢化の問題点について

 

・加齢による卵巣予備機能の低下しています。

 

・卵子の質の低下、染色体異常の増加しています。

 

・月経回数の増加による子宮内膜症、子宮筋腫の合併頻度の増加します。

 

・性行為の増加によるクラミジア感染症罹患リスクの上昇してます。

 

 

加齢卵巣で起こっていることとは

 

・卵胞数減少と質の低下がおこります。

 

・顆粒膜細胞機能低下がおこります。

 

・卵胞の閉鎖化と卵巣の繊維化しています。

 

・FSHレセプターの減少します。

 

・インヒビンB産生低下します。

 

・AMHが低下します。

 

ご講演中の藤野祐司先生 おやさしそうで誠実な先生だと思いました。

 

ショウキTー1の効果について(医学博士邵輝先生からの情報)

 

・マウス子宮におけるエストロゲンレセプターの増加作用があります。

 

・マウス卵巣におけるFSHレセプターの増加作用があります。

 

・ゴナドトロピン刺激による高齢マウスの排卵卵子数の増加効果があります。

 

 

ライフスタイルによる不妊原因について

 

アルコール摂取要因(2杯/日以上で不妊の率が60パーセント上昇しています)

 

カフェイン摂取要因(3杯/日で妊娠率が45パーセント減少しています)

 

喫煙要因(不妊の確率が60パーセント上昇しています)

 

肥満(BMI35以上)で妊娠までの期間が2倍以上かかっています。

 

・光刺激によって排卵リズムに影響があるので就寝2時間前からスマホをみないように不妊患者さんに男女共指導しています。

 

ストレスは不妊になんらかの影響があります。

 

不妊症の原因と診断・治療

 

多嚢胞性卵巣(PCO)について

 

・PCOの治療には、薬物療法(排卵誘発)と手術療法があります。

 

・PCOの治療で肥満例(BMI25以上)には、メトホルミン(グリコラン)を併用する場合があります。

 

 

黄体機能不全について

 

・黄体機能不全の原因としては、高プロラクチン血症や甲状腺機能低下症の場合もあるので、プロラクチンや甲状腺の検査もした方がよいと思います。

 

 

潜在性甲状腺機能低下症について

 

・内科の先生は治療しないが、不妊治療の上では、治療した方がよい潜在性甲状腺機能低下症があります。

 

 

子宮内膜症について

 

・進行した子宮内膜症は卵巣・卵管・子宮の癒着を引き起こします。

 

・子宮内膜症は、排卵障害、ピックアップ障害、卵管内受精卵輸送障害の原因となります。

 

・子宮内膜症組織からでる物質が、卵子・精子受精障害や、子宮内膜の着床障害を引き起こします。

 

・子宮内膜症は不妊症例の25~50パーセントはあります。重度にもよるが体外受精の必要な場合があります。

 

 

生殖補助医療(体外受精・胚移植)

 

低刺激法について

 

・ウィメンズクリニック本町では、不妊患者さんの負担を考えて、採卵時の排卵誘発方法は低刺激法を使用していています。

 

 

ERA(着床の窓)について

 

・着床に関わる遺伝情報の発現には時期があります。

 

 

着床前診断について

 

・分割卵(4~8分割)から割球採取します。

 

・割球の染色体を分析します。

 

・割球や細胞塊から抽出・増幅DNAの検査します。

 

 

 

最後に先生は、「子供は夫婦と全く人格の違う1人の人間が生まれてきます。生まれてくる子供の同意をとることはできない」とおっしゃっていました。

 

とても勉強になりました。ありがとうございます。私達も真剣にこれからも子宝相談に取り組んでいこうと思います

 

 

 

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タンポポ茶ショウキT−1と卵巣機能低下

 

 

 

 

邵輝先生と一緒に撮影

 

 

こんにちは。店長の漢方薬剤師の菅沼真一郎です。

 

平成30年6月10日子宝カウンセラーの会で医学博士邵輝先生のご講演を聴きました。

 

タンポポ茶ショウキT−1は、卵巣機能低下している不妊患者さんの卵巣機能を高めるそうです。

 

ショウキT−1の有効性の研究データがわかってとても良かったです。私たちの子宝相談でもショウキT−1をつかってよい結果が得られています。

 

スガヌマ薬局では、ショウキT−1の効果を高めるために、その方の体質にあった漢方薬の併用で多くのお客様にご懐妊いただいています。

 

今後もショウキT−1を卵巣機能の低下がみられる不妊症の方に使っていこうと思いました。

 

 

参考リンク

 

たんぽぽ茶ショウキT-1を不妊治療で服用して効果のない方へ

 

 

西方凌さん伊藤美咲さん大島美幸さんがたんぽぽ茶ショウキT1を愛飲

 

 

「糖鎖と婦人科」美馬レディースクリニック院長ご講演

 

 

 

邵輝先生ご講演

 

邵輝先生講演内容

 

 

・卵巣機能低下患者の成功率をあげるには、顆粒膜細胞の活性を高めることが大切です。

 

・成熟卵子がないと、体外受精(IVF、ICSI)は成功しません。

 

・高齢化により卵巣機能は低下する。低卵巣反応は、排卵誘発してもよい卵子を採卵しにくくなります。

 

・ショウキT−1はFSH受容体、LH受容体を増やします(感受性がよくなる→卵巣の反応が良くなる)

 

・ショウキT−1 を使ったマウスのエストロゲンを増やす、高齢マウスの採卵数を増やします。

 

・卵母細胞の成熟が採卵数の増加につながります。

 

・ショウキT−1が卵子の数を増やす理由は、顆粒膜細胞の卵母細胞を成熟させるからです。

 

・蒲公英(ほこうえい)成分ショウキT−1は卵巣顆粒膜細胞の成長を促進させます。

 

・タンポポ茶ショウキT−1を高い濃度で使うと顆粒膜細胞活性が高まります。

 

・顆粒膜細胞活性が低いと卵子の成長が悪くなります。

 

 

 

子宝カウンセラー認定書をいただきました。大変うれしく思います。これからも子宝相談がんばります。

 

最後に邵輝先生からはショウキT−1を使ってご懐妊いただいた臨床例をたくさんご紹介いただきました。邵輝先生、ありがとうございます。

 

 

 

 

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高齢女性の不妊治療

 

 

 

 

こんにちは。子宝カウンセラーの会で、不妊専門クリニックのファテリティクリニック東京の先生のお話を聞きました。私達漢方を学ぶものも西洋の最新の治療を学ぶことは、とても大切です。

 

お話をお聞きしたことで不妊治療中のお客様、不妊でお悩みのお客様にご紹介したいことをお伝えします。

 

 

高齢女性のART

 

PGT ーAについて

 

・高齢になると染色体異常がでてくる。

 

・受精卵の細胞の一部をとって染色体異常を確認する。

 

・卵子がある程度取れる方に有効な手法に将来的になる。

 

・細胞をとって解析するのに2週間くらいかかる

 

・染色体異常のないものを移植する

 

・日本ではPGT ーAは認められていない。

 

・学会では反復流産の方に今パイロットスタディーが行われている。

 

 

 

PGTーAの問題点

 

・複数胚の獲得が必要である。

 

・異常胚が多くなって移植できない可能性がある。

 

・最大の問題点 は モザイク (一部正常で一部異常の卵)がある。これを戻すかどうかが最大の問題になる。

 

・モザイクの受精卵を戻しても問題がないというアメリカの報告がある。

 

・PGTーAをやっても妊娠率は100%にならない。

 

 

ご講演中の小田原靖先生

AI/FSH/Antagonist法

 

排卵誘発のための刺激方法

 

・自然周期や低刺激やアンタゴニスト法、アゴニスト法など様々な方法がある。

 

・Eyokiudy染色体異常率のパイロットスタディー

注射の量には、染色体異常は影響されないというアメリカのデータがあります。

 

・データ的にはアンタゴニスト法や自然周期法など刺激による妊娠率はかわらない。

 

・ファティリティクリニック東京では、アンタゴニスト法をメインでおこなっている。

他にAI(レトロゾール、フェマーラ )/FSH/Antagonist法なども使う。

 

 

多く採卵しても妊娠数は右肩上がりではない

 

採卵数について

 

・卵子を多くとっても妊娠率が上がらない

 

・採卵数は15以上から多くとっても受精卵の数は頭打ちになる。したがって、採卵数は10個くらいが適当だと思われる。

 

・AMHは、卵子の採卵数を予測するために確認する。

 

・卵子がたくさん取れる人は、多く採卵できるように刺激して、採れない人は低刺激の方がよい。

 

 

受精卵は分割胚が良いのか、胚盤胞の方がよいのか?

 

・対外培養は受精卵にとってストレスになる。胚盤胞までスムーズにいける人は胚盤胞までもっていった方がいいが、いけない場合は、胚盤胞にもっていくよりも分割胚の方が良い場合もある。

 

 

着床を阻害する要因

 

着床を阻害する要因

 

・子宮内膜の炎症があると着床しない。

 

・腟炎があると子宮内の炎症がおきる。

 

・着床環境を整えることは受精卵の着床のためにはとても大切である。

 

 

着床の窓

 

・着床の窓が合わない人に戻す日を合わせて戻すと30%の方が妊娠する。

 

・着床の窓は3年くらいはかわらない。着床の窓 は 3年以内に流産経験のある人には必要ないと思う。つまり、そのタイミングであっていると思う。

 

 

小田原先生と医学博士ショウキ先生と一緒に懇親会で撮影

 

 

先生は、PGT ーAのお話から、排卵誘発方法、採卵数、分割胚か胚盤胞か、着床のことのなど最新の臨床データをお話下さいました。

 

私が不妊治療を成功させるための最適な漢方薬をお客様にお渡しする上で重要なヒントをいただきました。

 

今回学んだことを生かして、より早くお客様をご懐妊に導くために、子宝漢方相談がんばります。

 

 

 

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不妊症や生理痛によいツボ(神闕、関元、気衝)

 

 

 

 

 

 

 

子宝カウンセラーの会で子宝(不妊症の改善)や生理痛によい3つのツボ(神闕(しんけつ)、関元(かんげん)、気衝(きしょう))について勉強しました。

 

 

 

 

 

 

不妊や生理痛によいつぼ(神闕、関元、気衝)

 

 

 

 

 

神闕(しんけつ)

 

 

 

 

 

神闕(しんけつ)

 

 

 

 

 

おへその場所にあるツボです。

 

 

 

針も刺しにくい場所ですが、妊娠のためにもっともよいツボです。

 

 

 

温灸をするととてもいい場所です。

 

 

 

スガヌマ薬局でも、温灸を子宝・不妊症で温灸をしていただく場合、最初にしていただくツボです。

 

 

 

邵氏温灸器(しょうしおんきゅうき)は温灸ベルトがついていて、それを使って固定して温灸することができます。

 

 

 

神闕にベルトで固定しておけば、手で持たなくても家事をしたり、テレビを見ながら温灸できるのでとても便利です。

 

 

 

 

 

関元(かんげん)

 

 

 

 

 

関元(かんげん)

 

 

 

 

 

へそから指4本分下の場所にあるツボです。

 

 

 

神闕と同じように妊娠に密接な関係のあるツボです。

 

 

 

さらさらしたおりものがでている方に特におススメです。

 

 

 

腹部が冷えている方の場合、先に神闕を温灸してから関元を温灸すると冷えがよくとれます。

 

 

 

男性でもおへそのあたりに毛が多い方は、腎虚があるので、腰痛のある時、関元に温灸すると改善につながる。

 

 

 

当薬局でも冷え症改善によく使われるツボです。

 

 

 

 

 

気衝(きしょう)

 

 

 

 

 

気衝(きしょう)

 

 

 

 

 

下腹部にあるツボのひとつです。

 

 

 

滞った経絡の通りをよくして妊娠を促します。

 

 

 

瘀血(おけつ)のある方の生理痛にも効果があります。

 

 

 

排卵痛の方も楽になる方が多いです。

 

 

 

当薬局では、生理痛や排卵痛の方は、神闕を温灸した後に、気衝を温灸すると楽になる方が多いです。

 

 

 

スガヌマ薬局では、ただ今、温灸無料体験実施中です。

 

 

 

試してみたい方は店頭にてお申し込みください。1回の温灸でお時間は30分くらいかかります。台数に限りがございますので、ご予約をお奨めいたします。

 

 

 

 

 

温灸器セット(つぼのガイドブックや持ち運び用の袋、背中に温灸するためのベルトもついていてとってもお得)

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製品名 邵氏温灸器(しょうしおんきゅうき)セット
厚生労働省認定医療機器 医療器具承認番号 21400BZY00398000

 

 

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熱くなく、 痕が つかない。


医学博士 邵 輝(ショウキ)先生が開発した温灸器です。
熱源はヨモギを炭化させたものを使っているので、遠赤効果もあり
体の中まであたたまります。

固定用ベルトがあるのでおなかや背中に固定して家事などをしながら
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